インド占星術鑑定レポート:お尻に狼が食いついてても気が付かない聖なる牛

インド占星術の鑑定レポートです。

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今回の鑑定依頼人様は、インド12支が、みかけないものでした。

 

「あれ? 今日の12支は、見かけないものですね。 お初ですかね?」

 

今度こそマングース年に会えるかとわくわくするバーバラ。

 

「これは、牛年です」

 

「ああ、うちの定番のインド水牛年ですか? それにしては、単語が違うようですが。Gauって書いてありますね?」

 

うちのお客様で一番多いのが、実はインド水牛年だったりいたします。 食べるの大好きの大変気の良い、いろんな意味で豊かな人々です。(大好き)

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インドの聖なる牛年

「これは、いつもの水牛年とはちょっと違う干支ですね。インドの聖なる牛なのです」

 

「聖なる牛?」

 

「はい、聖なる牛です。聖なる牛は、ヒンズー教で大切にされている、神様のお使いです。」

 

「おお! あの聖なる牛ですか! インドの干支には、水牛年と、聖なる牛年の2つの牛年があるんですね!?」

 

「聖なる牛は、人々にミルクを与え、癒します。そのように、聖なる牛年の方は、沢山の人々に癒しを与える存在なんですよ。ですから、看護師や薬剤師などのメディカルフィールドで活躍する方や、人々の目線に立って苦しみを分かち合う、カウンセラーや介護士なども、この方の適職となります」

 

ほう~。

 

「このお生まれの方は、大変にクンダラニパワーの強い方でもあります。」

 

「くんだらに、ですか?」

 

「はい。いわゆる、サイキックパワーが強い方が多いのです。ですので、タロットや霊視、ヒーリング、占い師など、人々の癒しのためにサイキックパワーを発揮する方も多くいらっしゃいます。いずれにせよ、牛がミルクを与えるように、与える方なんですよ。」

 

そんなパワーはありませんよ、と、恐縮する鑑定依頼者様に、修行すれば、きっと発揮されるであろうことと、スピリチュアル関係のことを学んでみることをお勧めするインダーてんてい。

 

 

「この聖なる牛は、戦いません」

 

と、のたまうインダー先生。

 

「普通の牛は、狼が来れば、逃げ出します。または、角を使って戦いを挑みます。ですが、この聖なる牛は、そのどちらもしないのです。狼がお尻にくいついても、にこにこしているんですよね。」

 

えっ!? お尻に狼が食いついても、のんびりにこにこしているのっ!?

 

そりゃ、与えるにしても、与えすぎでしょう!!

 

そんな浮世離れした人の良さがあるからこその、「聖なる牛」なのでしょうね。

 

(><)鑑定依頼者様。 狼きたら、逃げて逃げて~!

 

おけつに狼はくいついてませんか?

 

 

なぜ、この聖なる牛さんである鑑定依頼人様は、お尻に狼がかっぽりと食いついているのに、気がつかないのでしょうか?

それはね、この方のケートゥーの位置がそうさせているのです。

 

 

ケートゥーのダサ(ダシャー)には、カルマの清算が行われる

 

インド占星術に特有のラフーとケートゥー。

 

闇の蛇の頭(ラフー)としっぽ(ケートゥー)といわれ、物の本では、凶星と恐れられている星です。

 

太陽の黄道と、月の白道が交わる点をつないだものです。闇の蛇を表しているんですって。

ラフーが頭で、ケートゥーはしっぽです。

 

全くの凶星というわけではなく、ラフーなら、「今あるところから飛び出せ!」「全く知らない世界に飛び込め!」 「サプライズプレゼント」 「外国のことに関する収益やご縁」「PC関係の上達」「濡れ手に粟」なんていう良い意味がございます。

 

ケートゥーも、悪い意味では、「お別れ」、「変人」、などの意味がありますが、良い意味では、「スピリチュアル関係の知識が深くなる」、「第六感が強くなる」、等の良い意味だって沢山あるんですよ。

 

すべては、ホロスコープの位置によってどちらの意味に転がるかがきまります。

 

 

鑑定依頼者様は、ホロスコープ上、ご自分の頭を表す、アセンダントの位置にケートゥーをつけています。

 

いわば、ヘッドライトならぬ、ヘッドシャドウを身に着けているようで、もともと、本当の自分や、先の見通しがききづらい人なのです。

 

 

そんなわけで、もともと本当の自分とか、本当にやりたいこと、人の悪意なんかが見えにくい方なんですね。

そのうえ、彼女は今、ケートゥーのダサー(ダシャー)にいらっしゃいます。

 

ケートゥのダサーはフライング気味に、激烈に始まる

ケートゥーのダサーは、またとても特殊な期間と言われています。

 

ケートゥーは、他のダサーに比べても、大変激烈に、フライング気味にその作用が始まります。

(ダサー: DASHAと書き、日本ではダシャーと呼ばれていますが、インダー先生は、ダサーと発音なさいます。ある星がアクティエーとして強い作用を持つ大運みたいな期間のこと。インダー先生を尊重して、ダサーと呼ばせていただいております。インドでは、破裂音のKHAとか SHAとかがあるみたい。カー、サーなんだけど、ちょっと破裂音的な?)

 

ケートゥーのダサーは、大体、他のダサーよりも、半年位早く始まるといわれています。

 

そして、ケートゥーのダサーは、カルマ返しのときともいわれているのです。

 

霊界、解脱、お別れ、闇、過去世、未来世、第六感など、不思議で渋い意味合いがあるケートゥー。

 

このダサーがアクティベートする期間は、カルマ返しの期間なんですって。

 

過去世に何かをやっつまった人々は、ケートゥーの時期になると、大変な目にあわせる人、嫌な人、使い放題使って逃げる人、お金借りて返さない人なんかに沢山会うことになります。。

 

それって、みんな、過去にあなたがやっつまった方々なんですって。

 

「あのときは、痛かったよ。思い知れ! 右の頬を打たれたから、右の頬を打つからね!」

 

と、ばかりに、カルマの清算をしに、沢山の人々がフォークダンスのようにやってきて、嫌な思いを味わわせるのですって。

 

どっひ~。

 

そして、ケートゥーのダサーが終わると、その多くの人とは、もう一生合わないんですって。

 

不思議でしょう?

 

今回の鑑定依頼人様は、まさにケートゥーダサーの真っ盛り。

 

人生は、うん。

 

どしゃぶり。

 

いろいろな人々に意地悪な目にあわされて、まさに人生、踏んだり蹴ったりの真っ最中でした。

(それでも、この聖なる牛ちゃんは、お人よしそうに、にこにこ笑っているのだけれど)

ただこの方、カルマの清算が終わると素晴らしい金星のダサーが始まるんですよ。

 

カルマ返しが終わったらすごいよ!

あと2,3年で、鑑定依頼人様のカルマ返しの期間が終わります。

その後ろに控えているのが、素晴らしい金星のダサーです。

 

誰にとっても100%金星のダサーがくるとよいわけではなく、その人のホロスコープによるのですがね、この方にとっては金星はとても良い意味合いを持つ星なのです。

 

恋愛、ぜいたく品、ナイスな家、楽しい旅行、芸術や芸能など、きゃっきゃうふふに楽しいものは、金星さんの領分です。

 

金星がもともとホロスコープ上でよい位置にある方は、金星のダサーがきてその傾向が強まると、まさに人生、きゃっきゃうふふの時期となるんですよ。

 

女優さんなど、セレブの方は、魅力が一番でる時期に、この金星のダサーがタイミングよく始まるんですね。

ちなみに、過去世でやっつまった度が強い方は、こういう良いタイミングのダサーを100歳から、とか絶対に使えない時期に持ってくるんですって。そのことをインダー先生は、「過去世からの呪い」っていっています。う~ん、興味深いですね。

現在は、人生どしゃぶりの鑑定依頼人様なのですが、インダー先生は、将来のある2つの良いことについては、確約をされていました。(この辺、ご本人のプライバシーにかかわるので、詳細は割愛いたします)

 

土砂降りの日に未来の快晴を見る。 しかも、いつから快晴かをぴたりと言い当てる。

インド占星術、すごいです。

幸運確約だってよ

 

顔で飯が食える女

さらに、インダー先生は、かっと目を見開いて続けます。

 

「陸上選手は、足で飯が食えます」

(あ、はい、そうですね。)

「先生や学者は頭で飯が食えます」

(まあ、そうですね。)

 

「この方は金星のダサーがくると」

(目、かっ!)

 

「顔で飯が食えます!!」

(断言)

へ? どういうこと? (顔を見合わせる、依頼人様とバーバラ)

 

「文字通りですよ。女優さんやモデルさんなど、彼女は顔で飯が食える方なんです。金星のダサーがくればチャンスがくるでしょう。」

 

みるみるうちに、顔が真っ赤になる鑑定依頼人様。

 

顔を隠して、

「いやいやいや、恥ずかしいです。そんなこと思ったこともないです」

隠したおてての間からも、真っ赤になっている顔が見えます。

 

かっわいい~♪ (感動)

 

「私は、インドで、1000人の女優さんのメーキャップ助手をしたことがございますが、」

(えっっ!! てんてい、それ、初情報です(大汗))

 

「はっきり言って、結構メイク落とすとブス、多いです」

(今、かなりの女性読者を敵にまわしたよ、てんてい)

 

「でも、彼女たちの自信はすごいです。私こそが一番きれい。私こそが人々を感動させられる。私のダンスが一番。みんなそう思っています。要は、ベースの顔ではない。自信です。あなたが自信をもてば、必ず顔で飯が食える方になるでしょう。インドの1000人の女優よりも、よっぽど美しい顔をしていますから。」

(ぶわああ~っとまた真っ赤になる彼女)

 

この方は、金星が良い位置になるので、それが強められる金星のダサーがくると、芸術・芸能関係の可能性がぐっと高まるんだそうです。

水星が弱く、ちょっと口下手なところはある方なのですが(本人肯定)、じっくり考えて書く方は良いので、シナリオライターなど、芸能関係の裏方さんも適職となるのですが、「顔を使って飯を食う」女優さんや、モデルさんなども適職なのだそうです。

 

聖なる牛は、人々に癒しを与えるのがお仕事。

美しい女性を見ることによっても、沢山の方々は癒されますね。

ですので、癒し系の医療系、カウンセラー系、占い師系の他に、女優さんやモデルさんも適職に入るんですって。

う~ん、鑑定中、バーバラもむっちゃ癒されました♪

 

いきなり全部がけで人生かけるのもどうかなとも思うけど、これほどインダー先生が熱く語るんだから、ちょっとそちら方面の勉強もしてみてはいかがでしょうか。鑑定には、多くの美人さんがいらっしゃいますが、「顔で飯が食える!」と、先生が断言なさったのは、あなただけよ。

 

この方、バーバラが「顔で飯が食える」という度に、赤くなるんです。あまりにもかわいくて、何度もわざと「顔で飯がくえる」って言っちゃいました。ごめんなさい。

 

ケートゥーという影を頭に持つ彼女は、本当の自分が隠されて、わからないようになっているんですって。だから、今まで自分の美しさに、気づいていなかったんですって。まるで、みにくいあひるの子みたいじゃああ~りませんか。

晴れてカルマ返しが終わって本当の彼女が輝くとき、どんな素敵なことが起こるんでしょう。

 

楽しみですね。

 

ただ、楽しみだな~といって、部屋で体育座りをしていても、窓をけ破って芸能スカウトはやってきません。

ぜひインダー先生が教えてくれた良い時期に、何かのアクションを起こしてみてくださいね。

 

以上、インド占星術レポート、お尻に狼がくいついてても、気が付かない聖なる牛というお話でした。

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2 Responses to “インド占星術鑑定レポート:お尻に狼が食いついてても気が付かない聖なる牛”

  1. めい より:

    バーバラ様
    その節は大変お世話になりました。
    いつも楽しくインダー先生の記事を拝読しておりましたので、何やら不思議な気持ちでありますが、あの日鑑定して頂けて本当によかったです!!

    相も変わらず、迷子の日々を送っておりますが、インダー先生がとても真摯にアドバイスしてくださり、バーバラ様もとても前向きな言葉で通訳してくださり、本当にありがとうございました。
    頭のケートゥーさん、変人という意味にとても納得しました!!バーバラ様は気を使っておっしゃらなかったのでしょうが、私め変人でございます(笑)
    変人なりにカルマを返しながら、きちんと私自身も受け皿を大きくできるよう鍛えて参ります。
    またお会いできる機会がございますように。

    • kaiun より:

      めい様

      遠い所をありがとうございました♪

      きっとよい運勢が待っていますので、頑張ってね。

      お会いした感じでは、全く変人って感じはしなかったですけどね。

      か~わいい、か~わいい女の子でしたよ。

      この世のできごとはみんな神様のおはからい。おっしゃる通り、受け皿を大きくするための魂の修行なんですよ。

      また絶対お会いしましょうね!

      バーバラ

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