大地のグラウンディングパワーあふれる今帰仁城跡と最古のノロ
このお話は、沖縄北部、今帰仁(なきじん)のスピリチュアルスポット巡り と、
神様と共存する古宇利島の続きのお話となります。
さて、北沖縄、今帰仁エリアの旅行2日目のイケさん、バーバラ、案内役のカワウチーユキ先生の一行は、古宇利島の海とウニを堪能したあと、次のパワースポットの今帰仁城(なきじんぐすく)跡へと参りました。
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世界遺産、今帰仁城跡
エメラルドグリーンの東シナ海が一望できる今帰仁城跡は標高100mの山の中腹に位置します。
山の地形に沿ってうねるような石垣の城壁が続きます。
14世紀、沖縄は北部の「北山」、中部の「中山」、南部の「南山」の3つの王朝を抱えた、「三山分立時代」でした。
今帰仁城は、北山王の居城でした。
1.5kmに達する城壁を有する自然の要塞だったのです。
この今帰仁城は、1416年(1422年説もある)に中山に滅ぼされ、北山としての歴史を閉じます。
その後、1609年に薩摩藩による琉球侵攻にあい、城は炎上しました。
今では建物は残っておらず、城壁と拝所だけが残っています。
2000年に世界遺産に指定された、沖縄でも有数の城跡であり、パワースポットでもあります。
現地では、無料のガイドさんが丁寧にガイドしてくださいますので、ぜひ詳しい説明をきいてみてくださいね。
今帰仁城・今帰仁村歴史センター基本情報
料金(観覧料と歴史文化センターを含む):
区分 | 個人 | 団体 |
大人 | 400円 | 320円 |
小中学生 | 300円 | 240円 |
小学生未満 | 無料 | 無料 |
駐車料金:無料 320台
公開時間:
1~4、9~12月、AM8:00~PM6:00
5~8月、AM8:00~PM7:00
住所: 〒905-0428 沖縄県国頭軍今帰仁村字今泊5101番地
Tel:0980-56-3201
歴史文化センターHP: http://rekibun.jp/
今帰仁城を学ぶ会・案内ガイド連絡先:
Tel・Fax 0980-56-4406 受付時間:9時~16時
年中無休
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沖縄有数のパワースポット、今帰仁城跡
今帰仁城は、大変強い大地のエネルギーが足から全身へと伝わってくるのが感じられると思います。
いろいろな重いものを背負って、悩み多い方がここに来ると、最初ズシーンとしたものを感じるかもしれません。
が、そこにいるうちに、すっきりとして、「よし、やったろうじゃないか!」という根性がわく不思議なところです。
第八チャクラが開いて、サイキックエネルギーにも恵まれると申します。
今、都会は鉄筋コンクリートに囲まれ、地下鉄が通ったりして、どんどん土地の磁場が弱くなる傾向にあります。
頭に磁鉄鉱があり、生まれながらに土地や方角の磁場に影響を受ける我々は、そんな弱い土地にいると、だんだん方向性が見えなく、弱い気持ちになってきてしまいます。
そんな人は、ぜひここにでかけてドーンと力強い大地の気を浴びてリフレッシュしてみてくださいね。
乱れた体内の磁場が回復して、良い道を思いつくことができるかもしれません。
毎年1~2月には、カンヒザクラがピンクの鮮やかな色で今帰仁城を彩ります。
この頃は、桜まつりも行われるそうです。
今も拝所が機能している今帰仁城後
なぜ 今帰仁城がパワースポットとしてこれほどの力を持っているのかというと、ここが今も沖縄の人々の拝所、精神のよりどころとして現役で機能しているから。
今帰仁城の守護神、「イビガナシ」は、今も人々の信仰を集め、ニライカナイに届けています。
また、城内には、火の神様「ヒヌカン」の拝所もあり、いつも沢山の方がお祈りを捧げています。
我々が訪れたとき、いつもは閉まっているのですが、たまたまヒヌカン様にお参りにきた現地の人達がいらっしゃり、大変幸運なことに、ヒヌカン様に我々も祈りを捧げることができました。
ヒヌカン様の拝所。いつもは扉が閉まっている。
本土からくるととても不思議に思ったのが、どこの拝所にも仏像の類の偶像が置いていないこと。
お線香を捧げる場所はあるのですが、神様の偶像はありません。
最初、どちらをむいて拝めばよいのか、少しとまどいました。
大地のスピリットに直にお祈りを捧げるのですね。
体で、心で、自然の神様を感じるのです。
遠くで雨が降っています
「今日今帰仁城に来たあなた方はついている。1年でも数日しかない、とても幻想的な、特別な日だよ」
というガイドさん。
沖縄でも最古のノロさんの場所を教えていただきました。
今帰仁地区最高齢のノロさん
予約もいれずに、そんな尊いノロさんにすぐに会えるわけがないよね。
そんなことを思いながらうかがう我々。
車で5分位にノロさんが駐在する拝場へとやってきました。
ノロさんとユタさんの違い
ユタさんが、霊視や死者の言葉を伝えたり、祖先のお祀り、子供の結婚など民間の人に寄り添ってアドバイスを与える存在なのに対し、ノロさんはいわば琉球王朝の国家公務員だった人。
国の催事を司ったり、神事を受けるような立場の人なので、基本的に個人のことを霊視したりはいたしません。
実際に、神女というノロの系統だったユキ先生のおばあ様は、地方団体からお給料をもらっていたそうですよ。
なんだか不思議な話ですね。
最近はユタさんがノロさんを兼ねることも増えてきたそうです。
というのも、だんだん王府のお役人の家系が途絶えつつあるから。
一度ノロさんになると、沢山の神事のために気軽に旅行にでかけるわけにもまいりません。
また、女性しかつげないので、男の子が続けて生まれてしまっては、血統を引き継ぐものがいらっしゃいません。
この辺のことについて、神女の家系のユキ先生は、いろいろとノロさんからのお話で感じるところがあったようです。
普通、沖縄の神聖なところや、ノロさん、ユタさんはホイホイと紹介はしていただけません。
そんなことを聞いても警戒されて、なんとなく話を濁されてしまうことが多いのは、古宇利島で我々も感じていました。
今帰仁最年長のノロさんは、とても優しいおばあだった
それが、すぐに場所を教えてくださるとは。
沖縄神女の家系のユキ先生がいたからこその快挙だと思います。
にこにこと我々を手招きする、小柄なおばあ。
その人こそが、実は由緒正しきノロさんなのでした。
80代後半の高齢ながら、今でも神事で20回以上も山へあがるのだそうです。
予約もなく突然来てしまった無礼を詫びると、にこにこして、
「いつお参りにきてもいいのよ。昼間は鍵もかけていないんだから」
と優しく我々を中に入れてくださいます。
沖縄でお盆などで先祖供養をするときなどに「うちかび」というあの世で使うお金を送る習慣があります。
黄色い紙でできたあの世のお金で、これを燃やして「あの世でもお金にこまりませんように」と、先祖供養などに使います。
そのうちかびを備えようとすると、「神様にそなえるのは、しろかびなのよ。ごめんなさいね」
と、間違いを正していただきました。
しろかびとは天体を表すのだそうです。
祈りの場で起こる現象や思いを白紙に移し刻むと伝えられる天の神が身のノートのような役割をするんだそうです。
うちかびは黄色で大地を。
このしろかびは白く、天を表すともいわれています。
急なことでお線香の持ち合わせもなく、本当に失礼いたします、と言うと、「そんなこといいのよ。だって知らなかったんですもの」
と、あくまでも、優しい、包容力あふれる、ノロさんなのでした。
ああ、この人自体が尊い神様のような方なのだな、と感じました。
優しい神様のようなおばあの言葉にうっとりと聞き入る、幸せな午後のひとときを過ごしました。
夕方は宿に戻り、近所の白い砂浜のプライベートビーチのような穴場の海で子供のようにはしゃぎまくりました。
今帰仁には、そんな浜辺が沢山あるんですよ。
水中眼鏡で海中をみると、白い魚の大群が、しゅーーっと目の前を横切ります。
岩場には、カニやヤドカリ、小魚がわんさか。
生物の影が濃い、生きている海でした♪
いかがでしたか。
本日は、大地のグラウンディングパワーあふれる今帰仁城跡と最古のノロというお話でした。
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ご機嫌いかがですか、皆様。
はい、今帰仁城では私は聖天様に少し叱られました(笑)。
何か呼ばれている感じがあったので、どうしても今帰仁城には行かなくてはと思っていたのですが、いざ入っていくと、あれ???どこ?と、何も「感」が動かないので、おかしいなあと思っていますと、大きなアブに手首を刺されてしまいました(汗)。
イケさんからムヒをお借りしましたが、とてもびっくりしました。
そして偶然ばったり、他の方をガイドしていた無料ガイドの方が現れ私たちに話しかけ、その中で今帰仁城の神女の話をし出しました。
すぐピン!と来た私は、そこに向かおうと。。。
そこで神女の方のお話を聞きました。
その時痛感したことは、聖天様が私に、
「お前は私へ手を合わせる前に、自分を守ってくれている神への祈りが先ではないのか。筋を通しなさい」
とおっしゃったのが理解出来ました。
はい、その通りです。
「旅行にも行けない、結婚もままならないかもしれないような、こんな拝所を持つようなことは、若いあなたたちはしなくていいのよ」と、
「神様には私から話しておくから」、と、
祖母が母に説明し、祖母の代で拝所へのお祈り等を終わりにした経緯があったのです。
ですが私が昔勤務していた会社の別部署の奥様に、「神だーり」といういわゆる「目覚め」のようなものが来て彼女はユタになったのです。
その後彼女はその拝所をお守りし始めた、というのをずいぶん前に聞いていたのを思い出したのです。
そして、ユタさんたちに言われた、私は「拝所」を持たずに神職に就く、ということがこういうことだったのか、と理解出来ました。
心の中で私は、実家の土地にいらっしゃる古い神様と、祖母が手を合わせていた拝所の神様に、ごめんなさい、をしました。
用事がなくなったら神様にお返し。もう拝所や鳥居や、お寺も結構です。それは人間の都合。むしのいい話です。
それでも神女の神様は、共同体のための神様ですから、そんなことをお願いしても、お怒りにはならない寛大な神様なのです。
お願いする方が心が痛みます。
そんな苦い役を祖母はかって出てくれたのか、と、複雑な思いがこみ上げてきました。
せめて、心の中で手を合わせなさい、と、聖天様が代わりにアブを使ってチクリ、とたしなめに来られたのかもしれません。
そしてガイドさんから神女の話を、私の前に持ち出させた、という「仕組まれた」今帰仁城での出来事。
アブに刺された腕の箇所は、全く腫れず跡にも残らず、イケさんのムヒのおかげでかゆくもならず、でした。
聖天様に守られ、自分の実家の土地の神様に守られ、拝所の神様に許されてきているんだな、と痛感した一日。
私にとって、一生、忘れられない出来事になりそうです。。。
追伸:でも私は結局、祖母が気遣ってくれたことに反して、結婚もしていませんし(一度も無し)、これからもすることはないだろうなと思います(笑)。
それに旅も、寒い時期は決して沖縄より北へは行けない体質(寒さに極端に弱い)、おまけにワンコ2匹いますので、ますます旅ということに縁遠くなってしまいますね。
ですので環境的にも、神女で拝所をリアルに持ってもおかしくない状況ではあります(笑)
若い頃は束縛されているような感じがあって、そういうのが嫌だったのですが、色々見てきたこともあるせいか、ものの見方や考えが数年前からがらりと変わってしまいました。
不思議ですね。。。
あと不思議だったことに、入場受付の時、私は「(チケット)大人4人お願いします」と言いました。全くの無意識です。
「3人ですよ」と訂正くださったイケさん、バーバラさん。
ああ、そうだ間違えた、と思ったのですが、実はこのときわたくし、心ここにあらず、眠いのか何なのか、いわゆるトランス状態(?)であったのです。
その後、いざ、という際に、バーバラさんの購入したはずのチケットが「あれ?」と。バッグの中を探してもない、ない、ない。。。
う~~ん、もう一回。
ない、ない、ない。
変ですね、と、もう一回。
ありました!バッグの中に。
「一瞬、借りられましたかね」とバーバラさん。さすが、お察しの通り。
さあ、誰がもう1人私たちについて入場してくるのかしら?と思っていました。
あの無料ガイドのおじさん、私をさしたアブ、全てお使いになさっていた方。
バーバラさん、もうお気づきなのではないか、と思います(^^)
あの方ですね~。私たち、守られていますね。ありがたいです。
yuki先生
そうでした、そうでした!
あれは不思議でしたね。
もう1人いたんですよね。
はい、あの方ですね。
バーバラ