四柱推命の身旺と身弱の住まいについて

個人的な話で申し訳ないのですが、義母と同居を始めました。

義母とは「支合」という大変相性の良い関係性があり、きっとうまくいくだろうと思っていましたが、おかげ様で、ストレスフリーの良いことずくめの同居となっております。（離れて住む場合はよいですが、同居など近しい関係になる場合には、相性、ぜひみてください。）

今回は、四柱推命の身旺と身弱の住まいについての考察をしていきます。

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四柱推命の身旺、身弱とはなんぞ？

住まいの考察に入る前に、ざっくりと四柱推命の運命式を出すときに用いられる、身旺（みおう）と身弱（みじゃく）の説明をいたしましょう。

身旺とは

身旺とは、自分自身のエネルギーに対して、生まれた日が味方してくれるエネルギーや条件が多い人のことをいいます。

 

味方してくれるエネルギーには大きくわけて２つあります。

１つは、自分と同じエネルギー。自分のエネルギーと同じですから増幅してくれます。これを示す四柱推命の星の名前は、比肩、劫財、というものです。

もう１つは、自分のエネルギーの燃料になってくれるエネルギー。

自分が火のエネルギーなら薪となる木のエネルギーが多い日に生まれてきたというラッキーな人です。

 

もう1つの条件として、相性の良い季節に生まれている、ということがあげられます。

木や草の本質エネルギーを持つ人なら、木や草がすくすくと育つ春の生まれであることが最もラッキーとされます。

火の本質の方なら、夏。金の本質の方は、秋。水の本質の方なら冬生まれが一番ラッキーなお生まれとなります。

 

もちろん、他のバランスもみなければいけないのですが、ざっくりと説明するとこれが身旺の条件です。

 

身旺にも強弱があり、少し身旺ぎみの人から、バリつよ身旺もいらっしゃいます。

ちなみに、バリつよの命式を持っているサザンオールスターズの記事はこちら：

羊刃と凶星とサザンオールスターズ

 

割と天が味方してくれる日に生まれたので、身旺さんは強気なことが多いです。

裸で見切り発車で外に飛び出しても、木にはフルーツたわわ、喉が渇いたなぁ、となれば雨が降ってくるといった具合ですから。

人生攻撃型の身旺さんです。

でも度が過ぎると自信が過ぎて気が付かないうちにすごいやな奴になっていたりするので、ご自戒を。

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身弱とは

身弱は身旺の反対。自分の本質エネルギーを剋したり、力を放出するエネルギーが強い日にお生まれの方です。

剋するとか、弱いとかつくので、身弱の人は嫌がる方が多いですが、自分をコントロールする力に優れ、思慮深く、大きな組織で活躍できる方なので、政治家さんや企業の重要職にも実は多いのですよ。

 

自分を剋するエネルギーを表す四柱推命の星には、正官、偏官があります。

自分のエネルギーを外部に放出するエネルギーを表す四柱推命の星には、食神、傷官があります。

食神はとかくおめでたい星として解説書には書かれていますが、自分のエネルギーを外部に放出してしまうので多すぎるとよほど強い根っこをお持ちの方でないと、疲れ果ててしまうのです。

 

自分の本質が火のエネルギーなのに、水のエネルギーが強い日に生まれた人は身弱の可能性が高いです。

他にも、本質エネルギーと合わない季節に生まれてきた人も、身弱の一因としてカウントされます。

 

例えば、熱い火のエネルギーさんなのに、なんだかじゅくじゅくとした水のエネルギーの多い冬の日に生まれてしまったときは、身弱になる可能性が高いです。

（もちろん、他のバランスもみなければなりません）

 

もしもそんな環境に生まれ落ちた火のエネルギーさんが傘もささずに外に飛び出したら、たちまち火は消えてしまうでしょう。

 

ですので、身弱さんはとても用心深く、思慮深いのです。

人生守備型の身弱さんです。

 

さてさて、前説が長くなってしまいました。身旺と身弱の住まいについてのお話です。

 

 

身旺と身弱の住まいについて

義母と同居を始めました。

 

うちの家族は、バーバラも夫も子供も全員が身旺です。実家も身旺ぞろい。

義母はかなりの身弱なのです。身弱あるあるで、同居を決めてくれるまでに数年かかりました。

 

身旺は、住まいを表通りに建てるといわれています。

どちらかというと「はーはっはっは！」とオープンな身旺さん。

表通りに面した住まいで、人が部屋をのぞいたって、「別にいいじゃん」って比較的大らかな人々なんですよ。

 

で、身旺家族の我々は、何の疑いもなく、国道ほど大きくはないですが、ある雰囲気の良い大きな通りに面した、明るい土地に住みました。

 

一方の用心深く守備力に優れた身弱さん達は、大通りではなく、守備力の発揮できる、ちょっと奥まったところを好むといわれています。

 

この辺、教科書では知っていたのですが、今回実感として「ああ、そうなんだな」と、納得いたしました。

 

まず義母は、大通りに面している家のことを極端に心配しだしました。

「こんな通りに面した所では、悪い人が侵入してくるかも」

「こんな低い塀では、悪い人が侵入してくるかも」

いや、どんな事態を想定しているんだ？という位、用心深く心配するのですよ。

 

玄関の鍵は、たとえ数メートル先のポストへ行くときにも必ずかけます。

「だってその間に悪い人が侵入するかもだから」

（＾▽＾；）

この考えは、身旺家族には存在しなかったことなので、とても新鮮でした。常に最悪の事態を想定して備えて、考え抜いてから慎重に動くのです。

 

結局義母は自分の部屋の改造をしました。表からは決してのぞかれないように、すだれをかけたり、防犯面を強化して万全の居城を作り上げ、やっと少しだけ安心したようです。

 

なるほど～。

 

今回の同居で、日々身弱さんの守備力の強さを間近で観察させていただいており、違いを楽しんでおります。

 

あなたは、身旺ですか？　身弱ですか？

住まいや行動様式については、当てはまりますか？

 

自分が身旺なのか、身弱なのかは、無料ソフトで調べると、どこかに書いてあると思いますので探してみてね。

 

風水と身旺身弱の関係

もともと天が味方するエネルギーより剋するエネルギーが多い日に生まれた人は、ご入居の日を最高に天が味方してくれる日にすることで、家をパワーアップの道具として使うことができます。

ご入居、ご結婚などは、吉日にしたいものですね。

この吉日は本人にカスタマイズされるものですので、大安とか仏滅とかとはまた違う話です。

 

吉日の算出、承っております。

ひっそりとやってます。バーバラのお日柄占い

 

本日は、四柱推命の身旺と身弱の住まいについてというお話でした。

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