インド占星術鑑定レポート：死んだ蚕は糸残す

前のガンダムの生まれのお話でも出てきましたが、家系の中には、一代で家系の礎を築く役割の人や、家系の毒を一身に背負う人、そして、家系を終わらす役目の人などがいらっしゃることなどが、インダー先生の鑑定の中でわかってきました。

四柱推命でも、遺産を相続する跡取りの人や、家系のしんがりを努めやすい人などがでてきますが、よりくっきりとその人の家系における役割がインド占星術では出てくるようです。

あまり、自分個人としてではなく、長い家系の流れの中での自分の役目のようなものは考えたことがなかったので、不思議な気持ちです。

とはいえ、鑑定のほとんどの方は、特にそんなお役目のことは言われないので、あまり気がまえなくて大丈夫ですからね。

前に家系のミステリーについて書いてからは（インド占星術でインド人と日本人が聞きたがる内容は全く違う　参照）、ひんぱんに

「うちの家系のミステリーについて教えてください！」

と、聞かれるのですが、先生３分位かたまって探そうとしてくれたあげく、いいにくそ～に、

「特にありません。ごく平凡な家系です」

ということの方が多いですので、特に「家系のミステリーがあります」　と言われなかったかたは、ご安心ください。

普通の家系です（笑）。　特に何もありません。

それが一番だと思うわよ！

 

 

死んだ蚕は糸残す

この鑑定依頼者様は、占いの方も相当な方で。

ある占いの協会の、それなりの地位にいらっしゃる方でした。
名誉だけはあるのですが、実際は持ち出しも多く、最近疑問に感じておりますとのことでした。

 

やっぱり、という感じで深く頷かれたインダーてんてい。

 

「あなたは、家系だけではなく、お仕事や友人関係でも、とかく、美味しく使われて、最後に大切なものを、『ラッキー』という感じに人に取られてしまう運勢傾向がございますので、気をつけねばなりません。」

 

との解説でした。

 

「蚕は、人に飼われて、繭になったとたんにお湯でぐつぐつ煮られて、絹を取られてしまいます。あなたの運勢傾向は、まるでこの蚕のようなところがあるのです。　協会でおいしく使われて、最後はぐつぐつ煮られて絹を取られないように気をつけてくださいね」

 

とのことでした。

 

何じゃそれ、といった感じですが、鑑定依頼人様はなんとなく心に思い当たるところがあったのか、深く頷き返していらっしゃいました。

 

おいしく育てられて、最後は、そう親しくも、血縁が深いわけでもない人々に、

 

「いっただっきまーす♪」

 

されてしまうそうですので、

 

ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のようなやたら魅力的なものがありましたら、

 

はっ！　アヤシイ！

 

と、一応調べてみた方がよいかもしれませんね。

 

いかがでしたか？

 

本日のお話は、インド占星術鑑定レポート：死んだ蚕は糸残すというお話でした。

 

ちょっと繊細な内容を含むお話について快く掲載をお許しくださってありがとうございます。

 

また地元話で盛り上がりましょうね！

 

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