今、ぐんぐん近づいている新しい気、三元九運の第九運

2018年は、自分でできる本当の風水についての記事を充実させていきたいと思っています。

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今、書店やネットで紹介されている風水の大部分は、「南は九紫火星の定位置で、火の位置だから、相性の良い木性の物を置きましょう」というものです。

うん、間違いではありません。

でも、それだけが風水ではないんですよ…。

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本当の風水を理解するには、易や四柱推命の知識が総合格闘技的に必要なんです

ちまたに出回っている風水の考え方は、「後天八卦」というエネルギー図をもとにしています。単純なので書きやすいのです。

が、実は「先天八卦」といって、これとは全く別のエネルギー分布図もございますし、風水を見るときには、どの家も一律ではなくて、その家のキャラクターと、その人の生まれたエネルギーとの相性もみるべきなんですよ。

その家の住人がいつ入居したかによっても、家のキャラクターって変わってきますし、気の分布図自体が、一律に下記のように九分割とかができるものでもなく、間取りによって、気の分布って変わってきたります。

気の分布図の一例

今まで何度も書こうとして、「え、でもさ、これを説明するには、比和とか相剋の説明が必要で」「いや、まてよ、河図洛書の説明どーすんの?」「いやいやいや、易の説明もいるしさ」「そもそも皆さん、ご自分のエネルギー分布も知らないとだし」と、筆が止まってしまっていたのです。

 

本当の深い風水を理解するには、易、四柱推命や算命学の知識が不可欠なんです。

皆さんは、バーバラの開運風水、というタイトルの割りには、何で、易や四柱推命の記事が多いんじゃ?と、疑問に思ったことはありませんか?

実は、本当の風水を理解するのに、総合格闘技的にこれらの知識も必要なので、書いてきたんですよ。

2018年は、この難解な部分にも、少しずつ触れて、皆さんを一歩深い風水の世界へいざなえたらいいなと思っています。

この風水は、海外では「フライングスター風水」として知られています。

日本ではこの名称の他に、「玄空飛星派」と呼ばれていて、さらにいくつかの派に分かれています。

その家、住人、入居時期、日々移り変わる気の変化によって細かいカスタマイズをしていく風水術ですので、一律で西に黄色!とやるよりも、的中率が高いことはお分かりいただけると思います。

 

これ、本を読んでも難解で、簡単に自分で基礎がわかるような記事が書ければいいな!ってずっと思っていました。

三元九運

ふぅ、前置き長かったですね。

で、本題です。

今日は、そんなわけで、気の分布図を書く上での、基本の基本、三元九運というものについてご説明いたします。(きりっ)

 

地球の地磁気は常に動いている

環境って時間の流れによって常に変化しています。

地磁気もまたしかり。

今は、日本における磁北って、西偏しているのですが、江戸時代よりも前には、東偏していたんですって。w(◎o◎)w びっくり!

この辺、国土地理院のHPに地磁気のことが詳しくのっていますので、ご興味のある方はGo!

国土地理院HP 「地磁気を知る」

ですので、風水の影響も、良いも悪いも、永遠に続くということはありません。

玄空飛星派の玄とは時間を。空とは空間を意味しています。

玄空飛星派風水とは、時間と空間の関わり合いをさまざまな面から総合格闘技的に見ていく風水のことなのですよ。

三元九運という言葉を覚えましょう

この時間の部分なのですが、玄空飛星派風水では、「三元九運という時間軸を採用しています。

自分でエネルギー分布図を作りたいあなたは、今日はとりあえず、この、三元九運という言葉と考え方を覚えましょうか。

180年を一周とする時間のサイクルで、「元」は20年ずつの3つの「運」構成され(20年をとらない派もあり)、上元(第1~第3期)、中元(第4~第6期)、下限(第7~第9期)に分けられています。

こんな感じです。あなたは第何運の生まれですか?

そして、あなたのおうちは、第何運に竣工された建物でしょうか?

この図から、今は八白のエネルギーの三元九運にいることがご覧いただけると思います。

そろそろ八白の終わりにきていて、九紫のエネルギーが少しずつ強まっているときです。

旺気、というものが、その時期その時期で一番強いエネルギーを表し、生気というものが、次の主役になるエネルギーで、やはり良い意味合いを持ちます。

 

今は、八白の終わりの時期にきており、陰宅風水(お墓の風水)の考え方では、すでに九紫、第九運に一部入っていると考えられています。お墓建立の際には、九紫の影響を無視できない時期にきております。

これからおうちを建てたり、お店を開店する方は、八白だけでなく、来たる九運のエネルギーも取り入れるようにエネルギー調整をしなければなりません。ここしばらくは、風水的に難しい時期にきているのですよ。

 

各期間が終わると、運気のコンセプトのようなものが大きく変化いたします。

1984年から、2003年までは、七赤の時期でした。

きらきらしていて、お金に縁がある七赤の時期。

七赤に入った1985年に、プラザ合意が行われ、日本は空前の好景気、バブル期がやってまいりました。

贅沢三昧のキラキラ、お金第一主義は、まさに七赤の得意とするところです。

バブルは1993年頃まで続き、その後、衰退の時期に入ります。

実は、この期間、ぽーんとトップに上がったあと衰退期に入ると、その象意の悪い現象がおきがちです。

七赤が後退していくにつれて、長い平成不況の期間を迎えました。

実は、旺気が衰退すると、逆にその象意の悪い意味合いを持つとも言われています。

いずれにせよ、お金がキーの20年でした。

特に、五黄、二黒、七赤は、衰退するときに大きく暴れるそうなんですよ。2008年に世界を激震させたリーマンショックは、退気となったこの七赤の最後の暴れっぷりと言われております。

 

家の中に、いかに今トレンドのエネルギー(旺気)を取り入れるか、旺気の回るところに長くいるのかが、運気をよくするポイントとなってきます。

 

200種類以上にもなる気の分布図を作る上での基本は、あなたの家がどの期間にできたかを知ることです。

例えば、1999年竣工の家なら、七赤のベースを持つ家ということができます。

中古の家の場合、住人が住んで火を入れたときが、この竣工にあたります。

2017年にお引越しをしてきた家なら、八白のベースを持つ家となるわけですね。

では、次回は、このベースを中心に、家の気の基本となる気の番号を記入していきましょう!

おまけ。三元九運は、木星と土星との合の時期を区切りにしている

この三元九運の始まりの時期は、木星と土星の合のときにあたります。

太陽になりそこなった巨大惑星の木星は、中国では歳星と呼ばれ、西洋占星術やインド占星術でも幸運の星としてその存在が知られていました。

そして、やはり大きな質量を持つ土星とは約20年に1度、合を起こし、出会います。

そのときに、新たなトレンドが生まれるといわれているのですね。

次の合は、2020年12月22日に起こります。

三元九運の九紫の期間の始まりよりも若干早いですね。

夕方の西の空に寄り添って輝く木星と土星が、肉眼でも見れるんだそうですよ。

素敵な天体ショーですね。

 

一説には、クリスマスツリーのてっぺんの星はキリスト誕生のときにあらわれた「ベツレヘムの星」といわれていますが、それは、この木星と土星との会合を象徴しているともいわれているんですって。

キリストが生まれて、新たな時代、新たな考え方が生まれた瞬間を表しているのだそうです。ロマンチックですね。

 

実はこの会合、1842年からずっと地の星座内で行われていました。

それが次回の会合では、みずがめ座、風の星座内で起こるのですよっ。

物質よりも精神世界を重視するアクエリアスの時代に入ったといわれて久しいですが、このみずがめ座の会合は、本格的にアクエリアス時代を加速しそうですね。(風の星座さんは、物質よりも、精神重視の傾向にある)

このトレンドは2219年まで続くそうで、スピリチュアル的なものの人気はしばらくおさまりそうにありませんね。

いかがでしたか。今、ぐんぐん近づいている新しい気、元九運の第九運というお話でした。

次のお話は、これ。

風水の気の移動する方角

あなたの家の気の分布図を自分で記入する企画第二弾です。

できれば、紙と鉛筆のご用意を。

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2 Responses to “今、ぐんぐん近づいている新しい気、三元九運の第九運”

  1. タム より:

    バーバラ様
    こんにちは、お正月ウトウトしてる間に最新記事がたくさんありびっくりしました。あわてて読ませてもらってる最中ですが、待ってました!です。
    「フライングスター風水」少しかじったのですが、不十分なままバーバラさんのサイトに出会ってしまい風水の奥が深い事を知り、まづは風水をきちんとと思いながらバーバラさんの記事もまだ読み終わってません。でも新年早々の新しい記事で今年も楽しくなりそうです、楽しみにしております。
    昨年同様に今年もたくさんお世話になると思います、遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。
    T

    • kaiun より:

      タム様

      あけましておめでとうございます。

      記事を読んでくださって、ありがとうございます。

      今年もよろしくお願いいたします。

      バーバラ

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