深く学びたければ、「ざっくりいうとどうなんですかね?」は封印しよう
さあ、また長いタイトル出ちゃったよ。
本日は、深く学びたければ、「ざっくりいうとどうなんですかね?」は封印しよう、というお話です。
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老師は、「ざっくりいうとどうなんですかね」という人に絶句する
世の中はインターネット全盛の時代です。
なんでも検索かければ、Google様が一発で教えてくれます。
最近では、こういうブログですら長すぎて読めない人も増えてきたんですってね。
さて、プロの占い師になりたい人、占いを極めたいおっしゃる方で、こう言われる方がいらっしゃるんですよ。
ん~、なんだか難しいっすね。
「ざっくり言ってどういう事なんすかね?」
これを聞いて、世の老師たちは、絶句します。
何十年もかけて。
何千冊という本を読み勉強し。
学校に入ったり、師とあおぐ人と実践を重ね。
切磋琢磨した知識を、
「ざっくりと教えてくれませんかね」
と、聞く…。
もう怒る気力もなく、ただただ、沈黙するしかありません。
老師は、TikTokじゃないんだからね!
とてもざっくりと3分とかで奥義は教えられないから!
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何年もお付き合いをして、本当に信頼されないと、奥義は伝授されないものよ
四柱推命でも風水でも、ビギナークラスは、だいたいどこも同じようなもの。
老師は本当の深いところのお話はなさらないでしょう。
その人を信頼できるかどうかもわからないし、奥義を教えるには、それなりの良い土壌がないと、しっかりとした知識として理解できないからですよ。
長いお付き合いをして。
沢山対話して。
信頼を得て。
何年もかけて、習熟を重ねて。
実践をして。
樽の中でゆっくりと熟成するワインのように、知識と知識がつながりだし、一つの体系をなしていくものです。
それは、占いの世界だけでなく、芸能も、手工芸の分野でも、どの分野でもそうなんじゃないでしょうか。
うっかり未熟な身で奥義を聞くとね、て、に、を、は、意外全部わからない、なんていうことにもなるんですよね。
そりゃそうでしょう。羽生結弦君に、「ざっくりと4回転おせーて」と言って教えてもらっても、実践はできないわよね。彼が4回転飛ぶまでには、小さい頃から、信じられないほどの努力を重ねているのですから。
「ざっくりと教えて」「一言で言うと何?」
は、そういう努力への想像やリスペクトを忘れた言葉よね。
質問力を高めよう
質問力を高めましょう。
優れたインタビュアーは、これから質問する人物の著書を読み、資料を調べ、深い知識をもって臨みます。
「んじゃあ、インタビューするからさ。まずはざっくりとプロフィールを語って。よろぴく。」
こんな質問のされ方をして、よいインタビュー記事が取れるでしょうか。
「自分なりに調べて、書物や資料を当たった結果、こういうことがわかったんですが、この辺がまだわからないんですけれど、教えていただけますか?」
こんな質問ができれば、老師も気持ちよく、答えてくれるのではないでしょうか。
ネットでちゃっちゃっと調べるのではなく、現地へ足を運び調査し、文献を調べ、学校などで基礎知識を学ぶ。そういった人が良い先生に恵まれ、深い学びを得ることができるのです。
インダー先生にも良いお話は沢山くるのですが…
インド占星術のインダー先生にも、良いお話は沢山きます。
その中でも、バーバラは「インド占星術の基礎講座を開いてください」っていうお話はとても良いものだと思っているのですが、先生は今のところガンとして首を縦にふりません。
「え? 基礎って何を教えるの?」
「そうですね。例えば、12星座のラグナについてはいかがでしょうか?」
(先生、しばらく絶句)
「あのね、バーバラさん、ラグナといっても、一つの基礎星座のラグナだけで、5種類にわかれるし、そこから他の星との無限の組み合わせがあるんだよ。ラグナ学ぶだけでも数年かかるんだよ。週1回2時間とかの講座で学べる町のカルチャースクールとは違うんだよ」
とのことで。ちと先生をむっとさせてしまいました。
「しかし、いつかはやらなければならないことだよね。考えておくね」
とも言ってくれました。
やるとしたら、ガチの弟子入りみたいになると思います。
やるとしてもすべての人が入れるわけではないでしょう。
お金の問題ではないのです。老師は気難しいのです。
そのうちよい報告ができると良いのですが。
不完全な教え方をして、チャリンチャリンビジネスでお金をもらうと、とても悪いカルマになってしまうので。
との、実にインド占星術師らしいお話でした。
最後に占いブログっぽい話をすると
インド占星術的にいいますと、ホロスコープ上、この「ざっくり一言で言うと何ですか?」と答えを急ぎまくり、老師を絶句させるタイプは、水星、金星、月の加護が厚い方達です。内惑星のこれらの星の加護が厚い方は、成熟も早く、理解も速いので、自分に自信もございます。答えを早急にもらいたい代表格の人達です。火星が守護の方も、エネルギッシュなのはいいのですが、やたら周りを見ずにダッシュして突っ込んできて、老師を困惑させるパターンです。
四柱推命的にいいますと、代表格が偏印です。聡明で理解力はピカ1なのに、飽きるスピードもピカ1。「自分ほど頭の良い人間は他にいない」と思っていますから、老師に答えを急がせ、結局あまり深い所まで学べない傾向があります。やたらと人を試すようなまねも多いんですよね。偏印。
風水的にいいますと、開口部が広い、四方八方から光が入るうちは、なんだか浮足立ってきてしまいます。家は陰陽のバランスが大切です。あえてシックな、暗めの場所を作ってみてください。東から南にかけては、明るく、西から北にかけては落ち着いたインテリアが良いでしょう。 (関連記事:風水の陰陽バランスを整えて開運する)
気学的にいいますと、落ち着きがないときは、北が吉方位になったときに、3泊以上滞在してみてください。言ったら、豆腐を食べたり、温泉につかったり、名水をくんでみたりすると良いでしょう。
いかがでしたか?
本日は、深く学びたければ、「ざっくりいうとどうなんですかね?」は封印しよう、というお話でした。
質問力を高めよう!
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過去記事です。
どうしても開運しない人の3つの理由と、試してほしい開運アクション
インド人による本物のインド占星術、家の気とあなたの運勢からみる本物の風水はこちら!⇒ 開運宝箱 https://kaiuntakara.thebase.in/
インド占星術は学ぼうと思ったことがありますが、インド人でも学ぶのに最低15年はかかるということと、高額をもらって鑑定してはいけないものだと聞いて
やめときました。
パールヴァ―ティー様
最低15年ですか。 先生のお話でもそんな感じでした。
一生かけて学ぶものなんですね。
バーバラ