本当の愛と恋と顔中に傷がある少尉の話
顔に刃物の切り傷だらけの某国の少尉と、バディを組んだことがあります。
本日は、本当の愛と恋と顔中に傷がある少尉の話です。
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顔中に傷がある少尉の話
某国の少尉とバディを組んで仕事をしたことがあります。
わずか1週間の仕事でしたが、2人で各関係機関をまわって不正がないかどうかのチェックをするような仕事でした。
始めて彼の顔をみて息をのみました。
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ハンサムな顔が、刃物の傷跡だらけだったんです。
何で傷がついたのか、ちょっと初対面では聞くことができませんでした。
我々の仕事は相手にとって歓迎される仕事とはいえませんでした。
根掘り葉掘りいろんなことを聞いたり、見て回ったりする仕事ですもの。
ときには、「お前たちのような若造がくるようなところではないっ!とっとと帰りやがれ!」といった、Jerkな罵声を私たちよりもはるかに上の上官から浴びせかけられることもありましたが、わがバディはあくまでも冷静沈着に淡々と仕事を進めるのでした。
とにかく日中はずっと一緒にいるので、我々はいろんなことを語り合いました。
頭が良く誠実でユーモアもあり、タフで頼もしい人でした。
仕事も終わりに近づき、思い切って顔の傷のことを聞いてみることにしました。
てっきり前線で傷を負ったのかと思いましたが、トルコの街角で、偶然刃物をかざして今まさに殺人を犯そうとしている現場に出くわし、わが身を顧みず飛び出し、格闘になり切られたのだそうです。
顔中に傷をおいつつも、被害者は助かり、犯人は逮捕されたそうです。
うう、ヒーローだぜ!
すっかり尊敬して目うるうるで彼を見つめるバーバラ。
すると、彼からこんな発言が。
「もう仕事も終わりに近づいたから言ちゃうけど、君の職場のパイパイバイン子さんを紹介してくれないかな?」
「え、お好きだったんですか? 彼女のどこが気に入りましたか?」
「いや~、もうあのパイパイにめろめろ。僕はバインバインに目がなくてさ~」
「そ、そうなんですか。他にはどこがお好きなのでしょうか?」
「もちろん、他にも好きなところが沢山ありますよっ!彼女のプリンプリンのお尻とか、あとスタイルがバインバインなところとかねっ!」
急にくねくねしだす、少尉。
あ、急にダメな人になっちゃったよ(笑)。好きなところ、全部体やんか~い。
歴戦の勇者もバインバインには弱いんっすね!
スプーン1杯ともいわれる少量で人を左右する性ホルモン。
ホルモンかれっかれのバーバラには冷静で高潔な人格の少尉も、フェロモン満載のバインバイン子ちゃんには、くねくねめろめろになってしまう。
全くやっかいです。性ホルモン。
先日、アイドルのストーカーが刺傷事件を起こしましたね。
当サイトにも、
「なんとかして相手を自分だけのものにしたい。他人のものになるならいっそ殺して…。」
「なんとしても恋愛関係になりたい。そのためにはこの身が鬼神に八つ裂きにされてもいい!」
というような実に物騒な相談がよく(よくだよ、よく!)舞い込みます。
この恋と心中してもいい!という激しい恋の炎。
実はスプーン一杯の性ホルモンさんに操られているだけなのかもしれません。
かくいう私もそんな激しい恋もしましたが、かれっかれの身となった今では、すべてが一時の夢のように感じます。
激しい恋はなくなりましたが、伸びゆく初夏の若芽をはぐくむ慈雨のような愛情は、いつまでも枯れないようですよ。
夫も私も、とっくにぐっはー!という恋愛感情はお互いなくなりましたが、彼が私に毎日くれる慈雨のような愛情は、心底嬉しく幸せだな、って思います。
あなたが身を焦がす恋は、スプーン一杯のホルモンがなくなっても残るものなのでしょうか?
愛は束縛ではありません。
バインバインでもありません。たぶん。(笑)
愛は寂しさを埋めるためのものではありません。
愛は他人に自慢できるステータスの道具ではありませんし、生活のための手段ではありません。
本当の愛があるなら、ときには笑って相手を手放してあげることも必要なのではないでしょうか。
いかがでしたか?
本日は、本当の愛と恋と顔中に傷がある少尉の話でした。
今どうしてっかなー、少尉。
昇進してバイン子ちゃんとは付き合ったと風の便りに聞いております (^▽^;)
過去記事です
よろしければ過去記事もどうぞ (^▽^)ノ。
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