木曜日の夜9時半に、恋の神様は降りてくるー タイのトリムルティの祠
恋愛の神様は数あれど、時間指定で降りてくる神様ってここだけなんじゃないかしら?
本日は、タイの強力なパワースポットのお話。
木曜日の夜9時半に、恋の神様は降りてくる - タイのトリムルティの祠と、その周辺のパワースポットの紹介です。
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木曜日の夜9時半に恋の神様が降りてくる、タイ、バンコクのトリムルティの祠
タイ有数の恋愛の神様といわれているのが、バンコクにありますトリムルティの祠。
パワースポットだから、きっと奥深い山にでもあるのだろうって?
いやいや。ここ、バンコクの中心地、無茶苦茶いい立地にあります。
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トリムルティの祠は、バンコクの中心地、スカイトレイン(BTS)であるチットロム駅から降りてすぐ。連絡通路から7分ほどです。
まわりには、サヤームスクエアや、巨大な規模をほこるショッピングモール、「セントラルワールド」があり、おしゃれで活気のある一帯。
セントラルワールドに隣接して伊勢丹があるのですが、くだんの祠はこの伊勢丹の真ん前にあるんですよ。
ショッピングのついでにお参りできるというアクセスの良さなんです。
入場無料。柵とかもないので、24時間いつでも好きなときにお参りができます。
どーん! これが、トリムルティの祠(プラ・トリムルティ)。
後ろは伊勢丹。 不思議な光景です。
トリムルティの祠は、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァが合わさった「トリムルティ」をおまつりしています。
まあ、仏教ではなくて、ヒンズー教の神様なのですね。
いつお参りしてもいいのですが、特に良いのが、木曜日の夜の21時半。
この日は神様が特別に直接お願いを聞いてくれるとのことなのです。
時間指定で神様が降りてくるパワースポット。
面白いですね。
というわけで、木曜日の夜9時半、突撃取材をしてきました♪
バンコクの伊勢丹前、木曜日の夜9時半に、トリムルティの祠にいってみた
チットロム駅には20時頃につきました。
南国の夜らしく、しっとりとした優しい湿気と温かさに包まれ、サンダルに裸足の足もうきうきと軽やかになります。
8時をまわっているというのに、大きなショッピングセンターがあるこのあたりは、活気にあふれています。
こちら、伊勢丹近くの素敵な屋台村。いい匂い。
タイの焼き鳥、海産物の炭火焼き、さまざまなタイ料理がおいしいの。
バーバラのお気に入りは、豚の肉、耳? 内臓など、あらゆる所を甘辛く煮詰めたものと、ベトナムのフォーみたいな米の麺を切らずに平らなものを丸めたものが入ったやつ。
これ、激うまよっ!!
デザートはと見回せば、これまた色とりどりの南国のフルーツが並びます。
見たこともないものも沢山。
少し平均よりもお高めなのですが、食べる価値あり、です。
いろいろとつまみつつ、時間調整をいたします。
(ここで初ドリアンしたのですが、あれはすごいね!)
トリムルティの祠のお供え物は、9本の赤いバラと、9本の長い赤いお線香。
早速買い込みました。
これが赤いお線香。かなり長いです。40cm位はあるんじゃないでしょうか。
一緒についてきたのは祈願書、だと思います。
なぜなら、空欄があって、「私、〇〇は、」みたいに書き込むようになっているから。(誰かタイ語の読める方訳してくだされ)
ピンクのお線香と一緒に「お供えセット」として売られているのが、なぞのピンクの飲み物と、赤いバラの花。
赤がトリムルティの捧げもののキーワードなんですね。
早速お線香に火をつけます。
なかなか火がつかない、と、思ってたら、周りをみまわしたら、上下反対で、持ち手に火をつけてました。
いかんいかん。
すっかり短くなった持ち手をもって火をつけます。
周りはすでに若い女性で一杯!
皆さん、まずは、靴を脱いで、地面に座り、捧げものをもって合掌して、敬虔な祈りをささげています。
とても真剣です。
バーバラもならって、靴を脱いで、地面に土下座して、お祈りを捧げます。
「ずっと旦那様と仲良しでいられますように」
それから、立って靴を履いて、捧げもの専用の台に花とジュースを置きます。
山盛りの赤いバラと赤いジュース。
これって、回収したあとどうするんだろう?
封が開いていなければ、使いまわしができそうですが、皆さんふたを開けて、ストローを刺しています。
夜の9時半丁度になっても別にドラがなるとかではないみたいですが、夜遅い時間だというのに人は全く引く感じはありませんでした。
南国の夜は長いのね!
さらに金運・ビジネス運、勉強・試験運にご利益があるというピッカネートの祠もお参り
トリムルティの祠の隣には、ピッカネートの祠(プラ・ピッカネート)があります。
隣り合っています。
ここは、金運・ビジネス運、勉強・試験運にご利益があるのだそうです。
ピッカネートとはガネーシャ様のこと。
象さんのお顔の金色の神様です。
こちらのお供え物は、黄色のお線香と、いい香りのする黄色いマリ―ゴルドの花の輪が数珠の形に形成されたもの。
持つと、ぽってりとした重さと、ふんわり優しい香りがして、充実した気持ちになります。
ピッカネートの祠(プラ・ピッカネート)。降るような多くの黄色い花で飾られている。南国~♪
こちらも大盛況。
靴を脱いで土下座して、沢山の方がお祈りを捧げています。
バーバラも、ビジネス・金運向上の祈りを捧げます。
ガネーシャ詣での皆さん。
手前には象の像がみえる。ぞうのぞう、くすくすくす。
トリムルティの祠もピッカネートの祠も、バンコクの中心部のアクセスの良いところにありますので、バンコクに行かれた際はお参りしてみてください♪
人気パワースポット、エーラーワンの祠(ターオ・マハー・プラマ)
さらにもう1つ、この近くにあるパワースポットをご紹介いたしましょう。
それはね、エーラーワンの祠(ターオ・マハー・プラマ)と申します。
トリムルティの祠と同じエリア、サヤームスクエアの近くにある祠で、スカイトレイン(BTM)からも良くみえます。
トリムルティとピッカネートの祠からここまではらくらく徒歩圏内ですので、一緒に回るのが効率がよいかも。
ここからお参りする方は、スカイトレインのチットロム駅の6番出口から徒歩2分位です。
ここは、エラワン・ホテル(現在のグランド・ハイアット・エラワン)を建てる際、トラブル続きだったのだそうですが、占星術師の進めで1953年に設置された祠なんですって。
祠の設置以降、工事は順調に進んだそうで、今では願い事が叶う祠として、隆盛を極めています。
いつ行っても、沢山の人がお参りをしています。
やはりお供え物を買って、お線香に火をつけて、願いを込めて靴をぬいで地面に正座してお祈りを捧げます。
お供え物は20B前後。
ぼられないようにね。
祠北側にお供え物の露店が並んでいて、通りかかる観光客に声をかけているんですが、ときに法外な値段を要求されてトラブルもおきているみたいです。
ここの境内にお供え物のお店があるので、こちらで買うのが無難です。
境内の入場は無料です。
願いが叶った人の捧げるタイダンスがみれるかも
日本でも、神社にお神楽を奉納しますが、この境内でも、願いが叶った人がタイダンスの奉納を行います。
運が良ければ、無料でタイダンスを見れるかも。
結構ひんぱんに奉納は行われているから、見れる確率は高いと思いますよ♪
奉納タイダンス。踊ったあと座ってお祈り。また立って踊って座ってお祈り。
お疲れ様です。やっぱ、本場のタイダンスを見ると気分があがります。
タイダンスは、踊る人数によって料金が異なるシステム。
小さな願いが叶った人は小さなダンス。
大きな願いが叶った人は大きなダンス、って感じでしょうか。
ここのご本尊はブラフマー(梵天様)なのだそうですよ。
ヒンズー教の創造神ですね。
いかがでしたか。本日は、木曜日の夜9時半に、恋の神様は降りてくるー タイのトリムルティの祠という、タイのバンコクのパワースポットのお話でした。
この周辺はお散歩にぴったり。
ショッピングや屋台での買い食いをしながら、のんびりと回ってみてください。
昼は暑すぎるから、夕方から夜がお勧めです。
余談ですが。
境内のすぐ近くでは、野鳥がぎっしり鳥かごに入れられていてびっくりいたしました。
これ、逃がしてやって功徳にするってやつみたいです。
どぇ~。
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