風水の気の入り口

本日のお話は、風水の気の入り口についてです。玄関は気の入る入り口。

風水では、門房灶(もんぼうそう)と申しまして、気の入り口、寝室、キッチンは特に大切な場所としてとらえています。

中でも玄関は、気の通り道として、家のキャラクターや気の分布を決定づける大変重要なポイントとなります。本日はそんな気の入り口の話を少し。

スポンサードリンク



木造住宅っていいですね

風水で鑑定に行くといつも思うのですが、木造住宅っていいですね。

玄関から、気がまっすぐに入り、内部であまりぶれることがございません。

「気になる箇所があるんですよね」

なんて心配されているおうちでも、気の流れは実に素直であることが多いです。

 

逆に、鉄筋コンクリート作りのマンションでは、なぜか廊下の真ん中から気が90度近くも曲がっていたり、窓の真ん中と端っこでは気の流れが違っていたりと、うわぁ、とうなる物件が多いものです。

 

人は自然界の動物ですから、自然に近いものに住むのが良いのではないのかな、と、最近よく思います。

スポンサードリンク



風水で気の入り口を決定するときに考慮してほしいこと

前置きが長くなってしまいました。

フライングスター風水(気の分布図を用いる風水派)において、気の分布図を作る際にどこから気が入るかを決定することは大変重要なことです。

いくつか、重要なポイントを書いていきますね。

 

気の流れの決定は、建物に対する玄関の位置ではなく、気の流れる方向で決定される

まず、一番間違いやすいポイントの整理です。

気の流れからみる玄関の位置は、建物に対する玄関の位置ではなく、気の流れる方向で決定されるということです。

 

図をみてください。

左側を西としますと、この家の壁は西に対して直角に受け止めています。

この場合、玄関の位置が建物に対して北西にあっても、西にあっても、南西にあっても、気の侵入方向は西の家となります。

 

建物に対して南西の位置(左下)に玄関があっても、気の入り口は西向きの家となるのです。

ここ、誤解やすいポイントですので、気の入り口を出すときには注意なさってくださいね。

 

気の入り口が玄関以外の物件もある

気の入り口は、通常、人の出入りの多い開口部=玄関となります。

ですが、玄関の目の前に立ちふさがるように壁や建物があり、別に大きな掃き出し窓があり(床までの窓でないとだめ)、その全面が庭や広場、道路などで開けている場合は、そちらを気の入り口としてとらえる場合がございます。

暗くて隣のビルに圧迫されているマンションの玄関と明るいベランダの掃き出し窓などのケースも、マンションのベランダを気の入り口とするケースが多いです。

 

この図の場合、高確率で、メインの気の侵入口は西の玄関の方ではなく、南側の大きな掃き出し窓からとなります。

 

ただ、教科書では教えているのですが、やはり人の気が旺盛に往来する玄関が気の入り口となることも実際には多いようです。

いろいろな占い師が集まる勉強会などでは、そんなケースの発表もあります。

その家に起こった吉凶の出来事と気の侵入口から作成した分布図をみて比べると、この図のような結構圧迫感がある玄関のケースでも、玄関が気の侵入でないと説明のつかないこともございました。

1)どのくらい玄関が圧迫されているか?

2)掃き出し窓の人の出入りは多いのか?

など、ケースバイケースで診断が必要となるようです。

どちらがそうなのか、正確に診断するためには、やはりそのお宅に訪問するのが一番です。

「ああ、あきらかに、こっちの部屋はいい気が流れているな」

「おっとここはやばい雰囲気。おお!やはり闘牛煞(喧嘩のエネルギー)がまわっているのか」

と、体感するものがございます。

 

玄関の遮蔽物も考慮の対象

さらに、玄関の気の向きは玄関に天井まで届く遮蔽物がある場合、変わってしまう場合がございます。

こんな例のお宅がございました。(間取りはちょっと変えています)

 

西に大きめの掃き出し窓があったのですが、南道路にむいた玄関がついています。

この場合、気の侵入口は南道路の南向きの玄関なので、南と取るべきなのか?

それとも、西の大き目の掃き出し窓がある西からの気の侵入するお宅ととらえるのか?

 

最初バーバラは、

1)玄関は南向き 2)西の掃き出し窓よりも玄関の人の出入りの方が圧倒的に多い

という理由で西を気の入り口と考えたのですが、大変迷ったので、風水の師匠に相談いたしました。

答えは、西が気の侵入口でした。

 

なぜなら、

1)玄関は確かに南向きなのですが、天井までくる大きな遮蔽物があるため、気のアプローチ的には西となっている

2)西に大きな掃き出し窓がある

からとのことでした。

 

大変印象に残るケースでした。気の入り口の決定、なかなか一筋縄ではいかないようです。

 

いかがでしたか? 本日のお話は、風水気の入り口というお話でした。

風水診断、四柱推命診断再開いたしました。

バーバラの開運宝箱よりどうぞ。

 

関連記事です:

風水で自宅の気の分布図を書いてみよう

風水で自宅の分布図を書いてみよう

風水の気の組み合わせの代表的な吉意

風水の気の組み合わせの代表的な凶意

五黄殺、暗剣殺は、どのくらいの期間続くのか?

風水の12方位と寝相の話

風水の気の配置でみる、あなたの家の吉凶

 

分布図を手書きする記事はちょっとわかりにくいかもしれません。

家の気の入り口がわかれば、あとは、ネットでちゃちゃっと調べられますので、手書きでこの図ができなくても全く構わないと思うの。気の入り口は、24方位でみます。

スポンサードリンク




人気ブログランキングへ

インド人による本物のインド占星術、家の気とあなたの運勢からみる本物の風水はこちら!
⇒ 開運宝箱 https://kaiuntakara.thebase.in/

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ