旅行の荷物の多い上司にはついていくな
本日のお話は、旅行の持ち物の多い上司にはついていくな、というお話です。
勤め人時代、よく外国人の上司の日本国内の出張の案内をしていろいろな所を旅しました。
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旅行の持ち物が少ない上司は、仕事もできる
長年いろいろな上司を案内しているうちに、ある法則に気が付きました。
旅行の荷物が少ない上司は、仕事も大抵よくできるのです。
出張の日数や場面を考え、最低限必要な荷物を効率よく揃えられるということは、頭の整理がよくできているということ。
そういう上司は、実際の仕事でも、今何が一番必要で、何が不必要かの選択を瞬時にすることができます。
必要なときは部下に任せられる度量を持っているので、抱え込む案件が少なく、判断にスピードがでてきます。
これは経営系の心理学で習ったのですが、人は何かを選ばされる場合、7つ位までは判断がつくのだそうです。
砂糖水を、甘い順に並べなさいといわれると、人は平均的に、7つまでは甘い順番に並べられるのですが、8個を超えると判断がつかなくなるんだそうです。
これは仕事でも同じ。8個以上の複数案件を持っていると、仕事の優先順位が分からなくなるのが人間です。
案件、今必要な書類、机のアイテムなど、なるべく自分の判断力の範囲内になるように、常に取捨選択できている人は、荷物の取捨選択も上手なのですよ。
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巨大なスーツケースで現れた最悪の上司
歴代の中でも、仕事ができなかった上司のJ女史。
彼女のところに上がった案件は、そのままサルガッソーに迷い込んだ船のように何か月もでてきません。
机の上はカオス。
そんなJ女史と広島県内の二泊三日の出張に行くことになりました。事前に、
「行くのは地方の小さな都市です。駅にはエレベーターがありませんので、自分で持ち運びが可能な、最低限の荷物できてくださいね」
と、お願いしました。
当日現れた彼女。
海外旅行サイズの巨大なスーツケースが2個。肩からの重いボストンバッグにハンドバッグといういで立ち。
「世界旅行に出発するのかああ!!」
朝一目みるなり、心の中で絶叫。
「なるべく小さな荷物と申しましたよね」
「だってあれもこれもと考えると決められなくて」
でたああ。
心配した通り、階段での荷物運びのシェルパと化すバーバラ。
おまけに、なぜか山陽本線内で大声で携帯でしゃべり続けるJ女史。
「今すぐ通話をやめてください」
「だって家の洗濯物の指示をださなきゃらないの」
「洗濯物の指示に何十分もかかるのですかっ!」
ガン無視のJ女史。
さらに、仕事終わりに平和資料館を見学することになったのですが、フラッシュをばちばちたいて写真を取り出すJ女史。
鬼の形相で、ここで写真を撮ってはいけない旨を説明するも、フラッシュをたきつづけ。
「だって、子供にみせたいんだも~ん」
…ちょっと殺意がおきました。最後はなんとかやめさせましたがね。
旅行の荷物の大きさと仕事の出来や人間性には、ある関連性があるなぁ、と、20年を超える出張生活の中で感じた出来事でした。
あなたが旅行にでかけるときのスーツケースのサイズはいかほどでしょうか?
あなたの上司はパッキングが得意ですか?
机周りは整理整頓されているでしょうか。
観察してみてください。
仕事ができる人は抱え込みをしない
何でも抱え込むタイプの人の仕事運はぱっとしません。
あれもこれも抱え込むのは、人を信頼していないから。
「任せるのは心配だ」「自分でやった方が確実」
と人を信用しないでいると、結局は人から信用してもらえなくなります。
仕事ができる人は、任せられることは、人に任せてますます仕事をスピードアップさせていきます。
いろいろなお荷物を抱え込む人は、どんどんスピードは落ちていき、ますます机周りは書類の山になっていきます。
運の神様は、早いことと速いことが大好き。
どちらの方が運の神様に好かれるかは一目瞭然ですよね。
運気が良い人は、整理できる人。人を信頼できる人。部下を育成できる人、と言えそうです。
整理上手な人は、自由な時間と空間を持っています。
あまり仕事をしていないのに、やたらと「忙しい!」を連発している人は周りにいらっしゃいませんか。
いかがでしたか。本日のお話は、旅行の荷物の多い上司にはついていくな、というお話でした。
過去記事です。
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タグ:旅行