聖天さんの参拝の基本作法

必ず願いが叶う危険な方法という記事を書いたことがあります。

大聖歓喜天様(聖天さん)のことを書いた記事です。

 

思った以上の反響にびっくりです。誠にありがとうございます。その中で、

聖天さんの正しい参拝方法を教えてください」

というコメントを沢山いただきました。

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参拝方法は各大聖歓喜天様のお寺で多少違うかもしれませんから、詳しくはお参りしたい聖天さんのお寺に直接お伺いするのが一番かと思います。

本日は知る人ぞ知る名社、東京、浅草の本龍院、通称、待乳山聖天さんのお参りの仕方の基本を書いてみます。

聖天

待乳山聖天本堂。聖天行者様、むちゃ親切

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聖天様の参拝の基本作法

こちらは、東京、浅草の本龍院、通称、待乳山聖天さんの参拝の基本作法です。

以下、お寺で配布している紙からの引用と、バーバラの注釈です。

のマークが、お寺で配布している紙に書いてあることです。

 

==引用==

山門をくぐり、階段の上で一礼(正面をむいて)

水屋で手を清め、口をすすぐ

線香を求め、参道中央の香炉にそなえる

花、大根を求める(任意)

正面階段より本堂へ向かう

本堂へは左足より入る

(バーバラ注釈)

本堂へはお坊様の入る右側の入口と、私達が入る左側の入口に分かれているのでこちらも注意です。

 

入堂して一礼

荷物を堂内脇か自分のそばにおく

御宝前に花、大根を備え(任意)、賽銭を備える(膝をついて

経机、経本等を準備する。

(バーバラ注釈)

経机と経本は貸してもらえます。入口入って右にあります。

経本は仏様と同じですので、畳にじかに置いてはいけないとの聖天行者様からのご指導でした。

経本は大切に扱い、必ず経机の上に置きましょう

 

ろうそくを求め供える(任意)

塗香(ずこう)で心身を清める。

(バーバラ注釈)

塗香は、体に塗るいい香りのお香です。

ちょっとシナモンの香りがやみつきになるいいにおいです。

塗香も備え付けてあります。1回塗ると、香りは夕方まで残ります。

 

塗香は通販でも買えます。バーバラはマイ塗香を持っています。

いつでもどこでも、簡単な浄化アイテムとしてなかなかよろしいですよ。

塗香はまず両手によく摺合せ、体全体に香りを移す感じであおぎましょう。

 

経机の前に正座、居住まいをただし、精神統一。

(バーバラ注釈)

足の悪い人用に座椅子も用意してくださっています。

ご自由にお使いくださいとのお坊様からのお言葉でした。

読経の際、座椅子に座っていても失礼にはあたらないと確認ずみです。

本格的にお経をあげるとかなり長い時間座っていることになるので、正座に自信がない人は遠慮なく使わせていただきましょう。

 

数珠を擦る(5回位)

数珠を腕にかけ、外縛合掌(げばくがっしょう)

(バーバラ注釈)

数珠は厳密的には宗派によってちょっとずつ仕様が違います。

聖天さんは聖観音宗なのですが、もとは天台宗からきていますので、天台宗の数珠を使うのが正式なのだそうです(聖天行者さんに確認ずみ)。

正式な長さの数珠は、両中指にかけ、八の字に一回ひねってから合掌、もみこむようなかんじで擦ります。

まあ、そこまでマニアックにこだわらなくてもいいと思いますがね。

 

お数珠も申し出れば本堂で貸してもらえますよ。

仏教の合掌ですが、ぴったりと両手を合わせたいわゆる合掌である堅実心合掌やちょっとすきまをつくる虚心合掌など、いろいろな形があります。外縛合掌とは、指をしっかりと組み合わせる合掌のことです。

 

ちなみに聖観音宗は、浅草の観音様が総本山なんですって。

待乳山聖天さんと浅草の観音様のお寺はつながりがあって、僧侶の行き来もよくあるとの聖天行者様のお話でしたよ。待乳山聖天さんにでかけられた際には、浅草の観音様もお参りしましょうね。

 

 *経本を押し頂き、開く

礼拝、読経

(バーバラ注釈)

礼拝、読経については、別の記事で詳しくかきますね。

基本的に、般若心経、観音経、十一面観音経などを読みます。

聖天様のお経、使呪法経は、信者さんの朝の読経の会などでもよまれないそうです。

ちょっとその、危険だからです…。きちんと理解しないと難しいんですって。

 

経本を閉じ、押し頂く

数珠を擦る

数珠を腕にかけ、外縛合掌

*経本、経机等を片づける

*お札をうける(任意)

*一礼して、右足より退堂

==引用おわり==

 

いかがでしたか。大聖歓喜天様の参拝の基本作法でした。

 

お堂は16時半にはぴったりと閉じられてしまうので、早い時間、できましたら午前中にうかがいましょう。

神仏は早起きさんがお好き♪ 早起きは三文の徳、ですよ。

 

朝日を浴びると脳からセトロニンがでて鬱うつとした気分を粉砕してくれますし、作業効率も上がります。

早起きして、レッツ参拝♪♪♪

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6 Responses to “聖天さんの参拝の基本作法”

  1. 言の葉 より:

    バーバラ様

    ご無沙汰しております。

    昨日行われた、待乳山聖天様の参拝方法の講習会に参加して参りました❗

    大変な人数で、驚きでしたが、
    とても細かく教えていただくことができ、とても勉強になりました。

    文字で見るより、実際に教えていただけるのは、とても貴重だと思います。
    これからも、定期的に開催予定との
    ことでしたので、ご興味のある方は
    ぜひ参加されたらよろしいかと思います。

    • kaiun より:

      言の葉様

      ご無沙汰しております。

      まあ、講習会に参加されたのですね。

      待乳山さんって、とっても面倒見がよいお寺ですよね。

      質問にはいつも丁寧に答えてくださるし、講習会なども充実しているし。

      本当に、百聞は一見にしかずで、実際に教えていただけるとすっと入りますよね。

      よいアドバイスをありがとうございました。

      バーバラ

  2. yuuna より:

    この参拝、というのは、浴油祈祷を申し込む前に行うものですか?

    また、この参拝方法は、お寺の方にお声がけなどせず、自分達で行えるのでしょうか?

    • kaiun より:

      yuuna様

      参拝は、浴油祈祷申し込みの前に済ませてください。

      前に大根を持ちながら浴油申し込みをしようとしたら、とりあえず、参拝を済ませてから来てくださいといわれました。

      参拝につきましては、待乳山さんの場合は、特にお寺にお声かけしなくても、本堂に上がってかまいませんよ。
      左の扉から入ってくださいね。

      不安な場合や、別のお寺でわからない場合は、お寺の方にきいてください。

      聖天様のことは、お寺さんに直接きくのが何よりです。

      バーバラ

  3. クリクン より:

    バーバラ様こんばんは。

    朝夕真言を唱えるのと朝夕経本を読むのどっちがいいんでしょうか?

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