風水の音による部屋の浄化

以前、読者のみなさんは、情報を得るとき、視覚タイプなのか、聴覚タイプなのか、感覚タイプなのかを判断する心理テストを行ったことがございます。(記事、願いを引き寄せるための2つの心理テストです

あなたは何タイプでしたか?

 

今回は、聴覚タイプに分類されたあなたには特に面白い内容になるかと思われます。

の浄化力と、聖と魔を呼び起こす力、といった感じ内容です。

 

ところで皆さんは、石笛(いわぶえ)というものをご存じですか?

後半ちょっと石笛のご紹介もできたらなと思っています。

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音と人間のかかわり

太古より、人間はどのように音とかかわってきたのでしょうか。

都会の喧騒も携帯も、何も人口的な音がない世界…。

 

川のせせらぎ。刻一刻と変わる海の波の音。さわさわと揺れる木々の音。鳥のさえずりに心癒され、雷鳴に恐怖し、獲物のかすかな音を聞き分ける。

人々は音からさまざまな情報や豊かさを得て、癒され、ときには危険から逃れたりしたことでしょう。

人は常に音とともにあり、やがでそれを真似して音楽を創るようになったのかもしれません。

 

音はまた、不思議なものを呼んだり、まわりに結界を作ったりする不思議な力があるとされてきました

平安時代には、弓の弦をならす音が魔をはじくとされ、魔から場を守る結界を作る方法として用いられました。

祝詞や真言、教会や寺社の鐘の音なども、音の力を使った浄化方法の一種と分類することができると思います。

 

「新約聖書」のヨハネ福音書の書き出しには、

「はじめに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神なりき」

という表現があります。

 

人間の魂は言霊に宿る、といった意味あいでしょうか?

 

神仏のような高貴なエネルギーも、魔物や霊といった低俗なエネルギーも、「マレビト」は音とともに訪れます(音連れ(おとずれ)る)。

音を発することで良いものが訪れると良いのですが。

 

あなたの日々の発言は、良いものを音連れさすでしょうか。それとも魔を音連れさせるものですか? 

音は、あなたが思う以上にあなたの精神状態や健康、運気に影響を与えているものです。

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エネルギーの場を作る音

祭りや目に見えない世界への呼びかけには、古来より音が用いられてきました。

アーメンや南無阿弥陀仏、といった音には、神仏に呼びかけるエネルギーがこめられいます。

 

特に母音の「あ」と「お」は、聖なる音なんだそうですよ。神の気が宿る音なんです。

出雲大社の新嘗祭(にいなめさい)では、神主さんが「あー、うん」とそればかり1時間位言っています。

場を祓い清める音なんですね。

 

春日大社でも12月中旬の御祭りで、神霊の渡御するときにこの母音が発せられます。

深夜、すべての灯をけしてご神体が運ばれるとき、森の中でひたすら「おー、おー、おー」という音だけが木霊(こだま)します。

音により、場を一種の結界というか、神聖な霊的に高い空間を形作っていくのです。

 

石笛(いわぶえ)

石笛(いわぶえ)というものをご存じですか?

天然にあいた石の穴から息を吹き込んで鳴らす、縄文時代から日本にあるといわれている楽器です。

 

穴は自然にあいたものですので、ひとつひとつ同じものがありません。

とても原始自然的というか、シャーマニズム的な不思議な楽器なのです。

 

演奏者は、西洋楽器のように能動的に演奏することは不可能で、その石の穴に合わせて、自然に寄り添って音を出していくしかありません。

 

良いものも悪いものも強烈に呼び覚ます石笛

初めて石笛の演奏を聴いたときには、鳥肌が立ちました。

現代の楽器と違い、音程を変える穴があいているわけではありません。

 

演奏者のさじ加減で、音はデジタル的にド、ㇾ、ミ…、と変わっていくのではなく、アナログ的に途切れることなく上下していきます。

演奏者の心の動きに合わせて、こずえの間を風が吹きぬけていくように、ときには海に沈む鐘の音をならすかのように、不規則に揺れる石笛の音。

 

なんというか、あたりがざわざわざわっ!として、一気にいろいろなものがぐっはー!!と活性化されるような感覚でした。

本当に敏感な人になると、一時的に気分が悪くなったりめまいで立っていられなったり、強烈に眠くなることもあるそうですが、さもありなん、という強烈なインパクトのある楽器です。

 

霊能者がみると、場所によってはいろいろなものが(ときには悪いものも)がががっ!とアグレッシブによってくるのが見える、とのことですので、吹くときと場所は考えなければならないですね。「夜中に口笛を吹くと魔がよってくる」とよく言われますが、口笛の作用を千倍にしたような感じです。

何が寄ってくるかは、奏者の腕前にもよるでしょう。

 

石笛吹きの横澤和也さん

フルート奏者でもいらっしゃる横澤和也さんの石笛の演奏は、とても音楽的で、神霊的にも優れたものです。

横澤さんは、天河弁財天にも音魂として岩笛の演奏を奉納したこともある石笛の第一人者です。

 

なんというか、本当に鳥肌がたちます。敏感な人なら、ぐがっと「場」が変化することが感じられると思います。

ユーチューブとかにもアップされていますし、横澤さんのHPでは音源の販売もあるようです。

 

ぜひ、この素晴らしい音を聞かれてみてください。

横澤和也氏の石笛関連のHP

横澤氏の石笛のように、音はときに場の空間を一瞬のうちに変えてしまう力をもっています。

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夜に多く行われる神道の神事

神道の神事は、夜に多くとり行われます。

伊勢神宮も出雲大社も、新嘗祭は夜に行われます。

 

夜は、人の視覚を奪います。

誰もが視覚ではなく、聴覚、そして第六感を鋭敏にしなければならない状況です。

 

人々の感覚が、より音やこの世ならざるものに鋭敏に研ぎ澄まされる状態で神事は行われ、異界の門は開き「マレビト」が訪れる、ひょっとしたらそんな意味あいがあるのかもしれません。

 

自然に触れて第六感を取り戻そう

現代では真の闇夜は少なくなってきましたね。とか偉そうに書いているバーバラも真の闇夜はあまりしらない都会っ子です。

都会に長く暮していると、人間の第六感は鈍くなります。

沢山の沢山の音や光や情報、人の想念といったものとうまくやっていために、人間はわざと感度を鈍くします。

 

開運には、鋭いカンが必要です。

知ってか知らずか、運の良い人ほど、こまめに自然に触れています

家族でキャンプにいったり、登山をしたり、はだしで砂浜をゆっくり歩いたりすることで、野生のカンを研ぎ澄ませるのでしょうね。

 

人間は本来、誰もが霊能者です。ぴん!ときてチャンスをつかんだり、危険を察知して逃げる能力を持っています。

あなたも今度のお休みには自然豊かなところにでかけ、野生の感覚を取り戻してみませんか?

 

普段は小さすぎて届かない天からのメッセージや、無理やり聞こえないふりをしている自分の本当の心の声が聞こえてくるかもしれませんよ。

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風水の音による部屋の浄化

インテリアを整えたりする風水だけが風水ではございません。

家や部屋の形状、音、光、香り、五感すべてを快適にするのが風水です。

 

音は、使いようによってはあなたの部屋を浄化したり、悪い気を寄せ付けない結界を張るのにも使えるものなのです。

 

ディズニーワールドでも、音は効果的に使われています。

ディズニーが見えてくると聞こえてくるあのテーマソングを聞くと、自然と心はハイになり、期待に胸が膨らみます。

 

各エリアにはそのエリアのテーマ音楽があり、次のエリアと音が混ざらないように、噴水などを使って、総合的、戦略的に音作りがされているんですって。

おうちの部屋にも、戦略的に音楽を流してみませんか。

 

例えば、部屋の掃除に気合を入れたいときや、物事をえいやっと片づけたいときは、マーチなどの元気の出る音をかけると良い効果が得られます。

なぜ喫茶店の室内によくBGMが使われているのかというと、騒がしい音をBGMが中和してくれるからなのです。

BGMをかけることで音は増えるのではなく、ノイズが中和されるのだそうです。

 

もしもあなたの部屋が繁華街にあったり大きな道路や工場に面していて騒音に悩まされている場合、家に小さくBGMをかけるのは、とても有効的な風水対策になります。

 

また、喧嘩をしてしまったときなど、家の室内にはCDのようにそのときのイガイガしたエネルギーがしみついています。

こういったものの中和にも音は有効です。ディズニーワールドのように、楽しくて気分が上がる音楽やオルゴール音楽のようにたっぷりと癒される音楽を部屋に聴かせてあげて浄化をいたしましょう。

 

風水のエネルギー的におかしなことになっている場所には、柏手をうったり高くて澄んだベルの音や音叉をならして空間調整をすることもできます。

神社の柏手、鈴の音、玉砂利のじゃりじゃりという音、あれは意味のないものではありません。

 

とくに聴覚タイプの傾向が強い皆さんは、ぜひ音を有効活用してみてくださいね。

風水の音による部屋の浄化、というお話しでした。

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