人生で一番あたった霊能者と、一番はずれた占い師の話 (1)
明けましておめでとうございます。バーバラです。
今日もサイトご訪問ありがとうございます。
ささ、おこたに入っておせちでも召し上がってゆっくりしてってくださいね。(いそいそ)
今日は、私が遭遇した最もあたった霊能者と、最もはずれた占い師の話をいたしましょう。
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バーバラは自他ともに認める占い師&霊能者めぐりオタクです
バーバラは占い師ですが、他の占い師や霊能者のところへ行って占ってもらうのも大好きです。
若い頃から東にあたる占い師があるといえば行き、左にあたる霊能者がいるといえば訪問するといった具合です。
勤めていたころは普段からサイトチェックを怠らず、ボーナスが出るたびに占い師巡回ツアーを行うので、同僚たちにもあきれられていました。
ねっからそういうものが好きなのですね。
同じことを占うのでも皆さんいろいろなアプローチがあり、ある人はそのいい面を全面的に押し出して良い方向に導いたり、またある人は欠点の方を厳しく指摘して反省を促したり。
「なるほど!そういう言い回しをするのか」と感心したり、本などには載っていない深い話がきけたりと、占い師としても大変勉強になるのです。
占いソフトが入ったPC片手に、緊張して声がふるえながら占う新米占い師さんには、心の中で「が、がんばれっ!」と、こぶしを握って応援したりもしました。
皆さん、占いは1回だけではなく、いろいろな人に占ってもらいますと、同じ人、同じことを占ってもアプローチによって全然違う話がきけて面白いですよ。
そして、がっくりくるようなことを言われても、気にしないでください。
同じ性格を説明するのでも、
「自分の道をひたすら突き進む意思の強い頑張り屋さん」
という占い師と、
「他の人の忠告を耳にせず突き進む頑固者」
っていう占い師がいますもの。
言葉には常に裏と表があります。
厳しいことを言われても、自分なりに言葉の裏を解釈してよい方向にとらえてくださいね。
どういう言い回しをするかは、その占い師の占いの勉強の深さもちろんですが、占い師自体の人生経験やスペックにもよるところが大きいと思います。
歴戦の愛の戦士や、死ぬほど苦労を重ねている波乱万丈な人生の人が、順調な人生で狭い世界しか知らず、お見合い結婚して愛の波風など何一つ経験したことのない占い師に相談しても深い言葉はいただけそうになさそうですし、その占い師には身を切られるような人生の荒波や、深い愛の残酷さについてはわからないでしょう。
きっと「まっとうな道を歩んでください」などの、つまらないアドバイスを受けるのがおちだと思います。
数十億の金の投資先について悩んでいる人が、パート経験しかない占い師に相談しても、額が大きすぎてあまり良い答えはいただけないかもしれません。
バーバラも、投資先としてAがいいかBがいいかという質問をしたことがあるのですが、
「地道に働くのが一番さぁ~!不動産投資とか株とかだめだめだめだめ!あんた地獄に落ちるよ」
と大きなダメだしを出され、
「え、それって冷静な占い結果じゃなくて、単にあなたの金銭に対する価値観ですよね?」
と、大いに困惑したことがあります。
占い師の人生経験や教養の深さなど、その人自体のスペックは占い結果に大変重要な意味を持ちます。
くれぐれも、インドア派のリアル人生経験の少ないオタク占い師の言うことで、人生を決めたりしないでくださいね。
最近、「必ず願いがかなう危険な方法」などの記事にいろいろとメッセージをいただくので、気になってここに記事を書かせていただきます。
あなたの顔が¥マークにみえているへっぽこ占い師の言葉に人生を左右されたりしないでくださいね。
占いは心のサプリメント程度にとどめましょう。
あなたの人生の舵は、あなたが握るのよ。
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人生で最もはずれた占い師の話
日本での占いの多くは、中国占星術系と、西洋占星術系に分かれます。
「何か新しい占いはないかな」と私が見つけたのが、韓国の占い。
「おお!これは、中国系でも西洋系でもなく、何か新しい世界がひらけそう!」と、予約をしてうかがいました。
東京の北の方の区の住宅街にその占い師の自宅はありました。
韓国系巫女占いです。期待はMax高まります。
扉を開けると、韓国人巫女が登場しました。
「良くきたな!」
と、欧陽菲菲(お~やんふぃ~ふぃ~)のような口調で出迎えられます。
「まあ、楽にしろ!」
と、ちゃぶ台にお茶がサーブされます。
年期の入った畳の茶の間では、シュレック2のビデオが流れていて、二階でチワワが狂ったように吠えています。
なぜか、目がピカピカ点滅する大きなダルマが飾られており、お茶をすすりながら、「あれは韓国製なのだろうか?韓国にもダルマってあるのかな?てか、そもそもあれって電池式?それともコンセントにつなぐタイプ」などとつらつらと考えていました。
「まずは、お祓いからだ」
茶の間の奥の部屋には、果物が沢山供えられた立派な韓国風の祭壇があり、巫女はお祓いを始めました。
シュレック2は、つけっぱ。チワワぎゃん鳴きでのお祓い開始です。
日本にあるお祓い棒と同じタイプで韓国語の祝詞をあげる巫女。
どうでもいいけど、シュレックIIは消そうよ。
「次はお前の生年月日と名前を書いてくれ」
いよいよ占いの開始です。
やっぱりシュレックはつけっぱ。チワワぎゃん鳴きです。
「お前のすべてが見えた!苦労したねぇ。小さい頃から貧しくて。」
「いえ、特に貧しい家庭ではありませんでした」
(占い師、コメントに対してガン無視)
「若い頃は、勉強ができなくて苦労したねぇ。それでグレたんだね。したなかったね。」
「いえ、どちらかというと勉強は得意で、特にぐれませんでした」
(占い師、コメントガン無視)
「それで職を転々として」
「いえ、職には大変恵まれたと思っていまして…」
(占い師、コメントガン無視)
「親に疎まれて」
「親は随分とかわいがってくれました」
(占い師、コメントガン無視)
といった感じで、言うこと言うこと、100%外れます。
普通、あたらない占い師でもある程度は偶然であたるもんですが、この人100発100中、ゴルゴ13並みの確率で占いを確実にはずしていきます。
あまりにも気まずいので、
「あ、考えてみれば、そんな風にもとらえられますね」
と、こちらが話を一生懸命合わせる始末。
その間、大ダルマの目がビカビカ。チワワぎゃん鳴き。シュレックはクライマックスに。
怪しく目が光る大ダルマ。バーバラぴーんち!
そしてふっかけられた金額
ピカピカ目が光るダルマに見つめられながら、100%外れる占いをしてもらうバーバラ。
あまりのはずれっぷりに、額には油汗が浮かびます。
どうして?どうしてこんなに奇跡の確率で占いがはずれるのっ?
やがて、占い師が言いました。
「かー!!見えた!あなたがここに入ってきたときからあなたの動作は婆さんみたいだ」
(とろくてすみません。(涙))
「それは、婆さんが憑依しているからだっ!すぐに除霊しなければならないよ!今なら除霊費用ぽっきり50万円。安いよ安いよ!」
「婆さんの霊をとったら、私、きびきび動けますか?」
「動けるよ。まるで20代のように体が軽くなるよっ。肌もぷりっぷりになるよ」
怪しい化粧品サプリメントの宣伝のように除霊を促す巫女。
光る大ダルマの目!今まで100%の確率で占い外してるのに、なぜその金額をふっかける?
「いえ、動作は婆さんみたいで結構です。」
「一生このままでもいいのかあああ!!」
「はい、一生、このまま婆さんっぽいアクションで結構です。」
「婆さん一生背負っていくのかっ」
「婆さん、一生背負っていきます」
すると韓国巫女は新たな提案をしてきました。
「あんた、祖先の霊を体に憑依させろ」
「は?祖先の霊を憑依ですか?」
「そう。祖先の霊を憑依させたら、あんたの将来についてのアドバイスもしてくれるし、婆さんの霊も除霊できるっ!私は、そんじょそこいらの巫女とは違う。偉大な巫女だっ!100%あなたに祖先の霊を憑依させられるっ。今まで何百人という人に憑依を成功させたっ!みんな、死ぬほど感謝してるっ! あなたも憑依させるがよろしっ!今ならぽっきり80万円!!」
ここぞと光る大ダルマの目っ!チワワもぎゃん鳴きで援護射撃!シュレックは大団円を迎えるっ!!
ピ-ンチ!かつてないピンチだっ!
ぽっきり80万円だよっ!
結局、婆さんの霊は憑依したままで結構でございますと、ほうほうのていで韓国巫女の家を後にしました。
いや~、ひどい経験でした。
脅しに負けたら80万円払わされるところでした。
見えない世界のことなど、なんとでもいって人をだますことはできます。
これは最悪の例ですが、ひどい占い師も結構います。
別に資格がいるわけでもなし。
「霊能者でござ~い」と言った人は皆霊能者です。
言葉巧みにだまされて大金を払ったりしないよう、十分にご注意くださいませ。
この最悪の例の他にも、ハワイの大学院に留学してCPAという米国公認会計士の資格を取りたい友人の相談につきそったら、
「む、見えますぞ!サーフィンをしているあなたの姿がっ」
と、あんたの貧しい想像力、ハワイといったらサーフィンしかないのかよ、というひどい自称霊能者にあたったり。
この世界どん引きするひどい人達が横行しています。気を付けてくださいね。
見えない世界のことを、相手が知らないからと嘘八百つくのは、霊界の大きな罪となります。
そういう人たちは、霊界に帰ったあとの清算が大変だと思うんですがねぇ。
すっかり話が長くなってしまいました。続きは後ほど。
「人生で一番あたった霊能者と、一番はずれた占い師の話 (2)」に続きます。
今年もよろしくお願いいたします
その他、心霊系?関連記事。(もちろんバーバラのやつだから、怖くはないさ。)
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