気象と運気の関係を研究した書がある武田神社

本日のお話は、気象と運気の関係を研究した書がある武田神社です。

武田神社には、戦いのときの空の様子を詳細に記録した本が宝物殿にあるのです。

運気には、周りの環境がリンクするという「外応」という考え方がありますが、いくさという国も人々の人生も残酷に決定づけるときに、この外応はどう出たかを知るのに、大変興味深い書なのですよ。

では、まずは、武田神社のご紹介からまいりましょう。宝物殿は後半に出てきます。

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武田信玄公を祀る、武田神社

武田神社は、武田信玄公を祀っている神社です。

武田信玄は、甲斐の国、現在の山梨県の名将です。

地政学的に京都から遠かったせいか天下は統一はなりませんでしたが、もっと京都に近ければ、確実に天下統一できたのでは?といわれている、当時の名だたる武将も一目おく名将なのですよ。

三方ヶ原の戦いでは、徳川家康・織田信長の連合軍は武田信玄に手痛く敗れていたりします。部下の活躍で辛くも逃げ延びた徳川家康ですが、もしもこのとき殺されていたら、歴史は変わっていましたね。

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武田家三代が暮らした館跡に建つ武田神社

武田神社は、信虎・信玄・勝頼の三代が60年あまりにわたって住んでいた館跡に建っています。

ですので、神社には、当時の堀や石垣、古井戸等が残っています。

戦国最強と言われた武将の生活に思いをはせてみて下さい。

このお堀を武田家の方々もみていたのかな。

お堀を渡って、広々としたアプローチ。緑豊かな境内には、黄金色に色づく「三葉の松」もある

武田神社データ

住所&TEL:山梨県甲府市古府中町2611 TEL 055-252-2609

公式HP: http://www.takedajinja.or.jp/1_jinja.html

最寄駅:JR中央本線 甲府駅

甲府駅からはバスもあります。駅からまっすぐな道なので、天気が良ければ歩くのもよいかもしれませんが30分位はかかります。お車の場合、駐車場はあります。

最強の「勝ち運」を授けてくれる神社

戦国時代最強の武将だった武田信玄。

そのご利益の中には、勝ち運を授けてくれるというものがありますので、ここぞ!という勝負事があるときにはお参りしてみてください。

勝負事全般はもちろんですが、「自分に克つ」という意味もあるそうですので、日ごろ「自分って意思が弱いなぁ」と思っている人もお参りしてみると良いかもですね。そういうバーバラも、「ダイエットに克てますように」としっかりお祈りしてきましたよ♪

自分の領地の農業、商業、工業にも大変力を入れた武田信玄公。産業・経済の神様としても信仰をあつめ、政治家のお参りも多いんですって。

気象と戦の関係を表す書がある宝物殿

こちらにお参りした占いファンの皆様にぜひ訪れてほしいが、武田神社の宝物殿。入館料は大人300円、子供150円。

武田神社の歴史を伝える貴重な資料や、素晴らしい宝刀を見ることができます。

こんな道具で戦っていたのか、おっ、最強の武田軍の布陣はこんななのか、など、より具体的な武田軍のイメージがわくことでしょう。

出典:武田神社宝物殿 http://www.takedajinja.or.jp/4_homotsu.html 東洋占星術学習者は北斗七星の意味や使い方もぜひ研究してみて。一つ一つの星と九星との関係性、知ってる?

 

中でも興味深かったのが、冒頭でお話した、気象とそのときの運気を表した資料本です。

内部は撮影禁止ですので、写真はないのですが。

もし可能なら、ガラスケースから出して、1冊まるまる読みたい本です。

 

何年何月、こういう戦いのときにはこんな雲が出ていて、戦の結果はどうだったのか、というものがイラスト入りで大変詳しく出ている資料本です。

 

天下分け目の大ごとのとき、果たして、外応は、あるのか、それともないのか。

 

その記録本として大変貴重なものだと思います。

中には、まさに焼け落ちる城の上の空のイラストもあります。

城の真上の雲に、燃え上がる城の炎が赤く反射していますが、鬼気迫る感じ、として描くのではなく、どちらかというと淡々と学術的に書かれた記録書となっています。

勝つためには、ありとあらゆるものを記録して、関連性を調べていったのでしょう。常勝武田軍の秘密の一端を見た思いです。古来からどれだけ人々が気象、潮の流れ、大気の状態把握に真剣に取り組んできたのでしょうか。

 

さて、この本を見ると、気象的には、やはり「これから天気が悪くなるよ」という雲が多かったように思います。

太陽に輪がかかったように見えるおぼろ雲や、どんよりとした乱層雲など、どちらかというと漫画の「ゴゴゴゴゴ」という効果音が似合いそうな雲が多かったです。

これは、あえて戦のときに風雨をも利用した結果なのか、それとも外応だったのでしょうか。う~ん、詳細を読みたいなぁ。

 

なお、外応を使う占いの中には、易の流派の梅花心易なんかもありますので、興味を持たれた方は読んでみてください。易の有名どころといえば、周易、断易ですが、こんな流派もあるのですね。実は玄空飛星派の中にも風水と外応の関係が出てきたりするのですが、秘書となっており、ブログ公開は一切禁止されているんですよ。ネットでは、秘儀の公開はないですね~。本当に深いところは、良い師匠に長年ついていないとなかなか学べないものです。

宝物殿入り口。このキティは必要なのでしょうか?

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宝物殿で個人的に気に入ったその他の展示物

その他、武田神社の宝物殿では、こんなものが個人的に気に入りました。

ゾウさんパオーンの兜

戦国時代の兜には実にいろいろな物があり、鹿の角やら、漢字で「愛」って書いてあるものなど、個性豊かです。

変わり種では、うさちゃん耳のやつとか、くまさん耳のやつ(かわいらしすぎやしないか?)、イカの形のやつなんかもあります(なんだかうまそうやね)。

ここ、武田神社の宝物殿には、ゾウさんパオーンの兜が飾ってあるのですよ。お鼻が上にのびて、ちゃんと大きなお耳もついています。本物のかわいらしさは、ぜひ宝物殿にお立ちよりになって確かめてみてください。

巨大なのぼり

通常サイズの倍位ありそうな巨大なのぼりの展示もありました。最強軍団との誉れ高い武田軍がこの巨大のぼりとともに現れたら、さぞかし敵はびびっただろうなぁ、って思います。こののぼりは常設展示ではないかもしれませんので、どうしてもご覧になりたい方は、宝物殿に問い合わせてみてくださいね。

しかし、持つ人は大変だったろうなぁ。5,6人で支えないと倒れちゃいそうな大きさです。

武田家を支えた金貨

武田神社宝物殿には、金貨の展示もあり、個人的に感慨深かったです。

武田家がおさめていた甲斐の国では、黒川金山や湯之奥金山など良質の金山が存在し、豊かな財政源となっていました。

甲州金と呼ばれる独自の通貨を持っていたのですが、その展示もあるのですよ。

各戦国大名は独自の金貨を発行していたのですが、多くは金の目方で価値を計る秤量貨幣だったのですが、この甲州金は、お金の額面単位で価値が決まる、現代のお金の考え方と似ている計数貨幣だったのですよ。

金の質も大変良かったんですって。

 

オカルト好きな人はピーンとくるかもしれませんが、「おいらん淵」のお話に出てくるのも甲州の金山ですよね。

初めて聞く方にざっと説明いたしますと、「おいらん淵」という淵が山梨県の塩山というところにあるのですよ。

武田勝頼の死により、武田の隠し金山といわれた黒川金山の秘密を守るため、鉱山労働者の相手をしていた遊女55人と金山の労働者や関係した武士たちを皆殺しにする計画が立てられました。

酒宴の興にと、柳沢川の上に藤蔓でつった演台の上で遊女を躍らせ、踊っている間に蔓を切って下の淵に落として殺したんですって。

 

川は死体の山。何人か生き残った者は近隣の村に助けを求めるも、かかわると自分達にも咎がかかるからと助けてもらえず、非業の死をとげたのだそうです。

 

以来、この淵は、有名な心霊スポットとして存在しているのですよ。

昼間は森林浴やトレッキングが楽しい場所なのですが、夜は立ち寄りたくない場所です。

遊女の霊が出るというわけでもなく、その後の自殺?とかなのでしょうか、現代風のお化けにも沢山遭遇するスポットで。かくいうバーバラも変なものを見てしまった場所だったりもいたします。

 

そういう意味でも、甲州金は個人的に感慨深く。

 

「ああ、これかぁ。これのために大勢の人がひどい目にあったのね」

としばし甲州金をじっと見つめたのでした。

小高い丘の上に立ち、甲府の街を見守る武田神社。

いかがでしたか?

本日は、気象と運気の関係を研究した書がある武田神社というお話を宝物殿を中心にいたしました。

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