おみくじ発祥の地、比叡山でディープな体験をしてみない?

本日は、おみくじ発祥の地比叡山でディープな体験をしてみない?というお話です。

今回は、てぃとバーバラのポンコツスピ紀行:比叡山としてお送りいたします。主に延暦寺会館と横川地区のご紹介記事となっております。

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このブログの常連さんにはおなじみ。いつもバーバラの開運風水ブログで、きれっきれのコメントをされている、てぃ様。

実は、バーバラのリアルのお友達だったりいたします。

しっかり者の突っ込みのてぃやん(ごめん、様じゃなく、こう呼ばせてもらうね)と、ボケのバーバラ。なんとなくうまが合うのよね。(いつもお世話になっています)

 

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てぃとバーバラのポンコツスピ紀行: 比叡山編 (続きはあるのか?)

今回、比叡山で旧交を温めることになった2人。

先に車で来ていたてぃやんが、坂本ケーブルの山頂駅までバーバラを迎えにきてくれることに。

 

ケーブルをおりて、てぃやんのところに立つも、全くバーバラに気がつかないてぃやん。

声をかけたら驚愕の表情。

 

「あまりにも雰囲気変わってて、気が付かなかった!」

 

気が付かなかった? 雰囲気変わった? 変わった? 変わった? (脳内でリフレイン)

 

てぃやん…、バーバラはどう変わったの? 老けた? なんかもののけついてた?

その日は延暦寺会館に一泊しました。

今、赤い空の異世界から来た人のブログにはまっていると熱く語るてぃやん。

おもろいな~。

 

比叡山は広い。じっくりお参りしたい方は延暦寺会館へ

延暦寺会館は、坂本駅からケーブルカーで山頂駅まで上がって、徒歩10分位のところにあります。

 

延暦寺会館のお料理は、精進料理だということが信じられないほどおいしく、ボリュームも満点!

おぼろ豆腐の鍋や、新鮮な野菜類、湯葉などに舌鼓をうちました。

特におつゆが絶品♪ どうして動物性のだしを使っていないのに、あんなにおいしくできるかしら?

 

比叡山は山全体がお寺で見どころも多いので、じっくり見るには1日近くかかってしまいます。

特に横川(よかわ)地区は離れているので、すべてを徒歩で周りたい方は、まる1日を見ておいた方がよいでしょう。

丸1日かけたくない方は、シャトルバスを利用するか、車でまわることを推奨いたします。

東塔、西塔地区から横川地区への徒歩の道は山道となっており、バーバラが歩いたときには、マムシと遭遇いたしました。他に野生の猿とかも出るみたいよ。 千日回峰行っぽく行きたい人にはお勧めですが…、徒歩、きついわよ。

 

機動的にまわるには、前日延暦寺会館に泊まるのがベストなのではないでしょうか。

お風呂も広くて気持ちいいですよ♪ (水節約のため朝風呂はないので、朝シャン派の方はご注意を)

 

会館で、東塔、西塔、横川の3エリア共通で使える拝観券もいただきました。

 

お部屋やレストランから、雄大な琵琶湖の景色が見下ろせます。

この日は天気悪かったけど(爆)。

 

部屋からみた朝霧バリバリの琵琶湖も素敵でしたよ。

流れる霧に刻一刻と姿を変える様子は、ああ、霊山に来た!という感動的な光景でした。

 

朝は根本中堂でお勤め

延暦寺会館の宿泊者特典といたしまして、翌朝6時半からの根本中堂でのお勤めに参加することができます。

早朝の比叡山の澄んだ空気の中、お坊様たちの朝のお勤めを聞くと、体の厄が落ちていくような気がいたします。

 

お勤めの帰り道、どこからともなく、朗々とした仏歌が聞こえてきました。

とても神聖な気持ちになる歌声でした。

こういうのが聞けたりするのも、比叡山に宿泊してこそのものだと思います。

 

出典:比叡山延暦寺HP(https://www.hieizan.or.jp/)の使用可能なフリー素材より。根本中堂)

 

根本中堂って、西暦788年に最澄が根本中堂の前身である一乗止観院を建立したとき以来1200年も一度も消えることがなかったといわれている「不滅の法灯*」があるところとして有名です。

*じゃあ、比叡山の焼き討ちのときは? 実は鳩が一度消した? とか、いろいろな噂はあるみたいですが。こういうものは詮索をしすぎてはいけないわ。

 

灯繋がりですが、あちこちに「一隅を照らす」って言葉が書かれています。

これ、最澄の教えなのです。

本当の宝っていうのは、社会の一隅で灯を照らすように世の中を明るくするために頑張っている人だよ

っていうような意味だそうです。

良い言葉ですね。

 

さて、上の写真は比叡山延暦寺のHPのフリー素材の写真なのですが、実は現在の根本中堂は、50年に一度の大改修の真っ最中なのです。令和7年位までかかるんですって。

実際の根本中堂の外見は、でっかいプレハブ小屋みたいになっております。

お参りはできますよ。

今しか見られないから、ある意味、貴重かも。(わはは)

 

比叡山、東塔地区から横川(よかわ)地区へ。

横川は、延暦寺会館や根本中堂のある比叡山の東堂エリアから、かなり離れたところにあります。

シャトルバスか比叡山ドライブウエイという有料道路、または徒歩の選択支がございます。

前述の通り、徒歩でいくのはちょっと覚悟が必要。2時間は見ておいたほうがよいでしょう。健脚向きです。上り下りのある山道です。

 

今回は、てぃやんが車を出してくれたので、比叡山ドライブウェイを通りました。

東塔エリアからですと、15分位でしょうか。

うっすらと霧の幻想的なハイウェイ。

 

頭をよぎるのは、少女時代に読んだ、山岸涼子先生の比叡山の道を舞台にした実体験のお話。

山岸涼子先生が比叡山から麓の駅までタクシーを利用した時のこと。

麓までは、2~30分もあればつくところ、1時間ほどもたっても、全く麓が現れないのです。

 

すると、運転手さんが一度タクシーから降りて、タバコを一服すると、すぐに麓へついたそうです。

「比叡山は不思議なお山でねぇ、たまにこんなことが起こるんですよ。そんなときはタバコを一服するのが一番なんです」

とのタクシー運転手さんの言葉でした。いったい自分たちはどこを走っていたのでしょうか、という内容の漫画でした。

 

霧の中の比叡山ドライブウェイ。

「うぁっ、山岸涼子先生みたいになったらどうする?」

と、びびるバーバラに対し、

「大丈夫。その場合は不動明王の真言となえるから」

と、力強く言うてぃやん。

肝っ玉太いな。 頼りにしてるぜ!

 

無事何事もなくついたのですが、思わずそんな古い漫画を思い出してしまうような、幻想的な天気だったのですよ。

 

山奥の道では、たまにこのような面妖なことが起こるみたいで、ある著名な風水の先生も、若いころにドライブをしていたら、そんな不思議な世界のわっかにはまってしまったのだそうです。そのときは、首の後ろを叩いたのだそうですよ。

 

バーバラのそんな経験はこちら:妖精の輪、リングワンダリングにはまったら

 

おみくじ発祥の地、比叡山、横川地区。魔除けもごっつ半端ないでぇ!

横川地区は、横川中道堂を中心とする、比叡山の北のエリアです。

第三世天台座主慈覚大師円仁様によって開かれました。

横川中堂って、遣唐使船をモデルとしているんですって。

横川中堂(比叡山HPフリー素材より)

 

ここ、2つの大きな見どころがあり、ずっと来たかったところなんですよ!

 

おみくじ発祥の地

実はここ、おみくじ発祥の地なのです!

慈恵大師(良源)(元三大師)の住居あととされる元三大師堂。

現在のおみくじって、この元三大師によって考え出されたものなんですって。

 

確かに、雰囲気、寺院というよりは、おうちっぽいですね。

わらじなんかが干してあったりして。 ちなみに正月3日に亡くなったから元三大師というらすぃ

 

ここのおみくじはちょっと違います。ゆめゆめ半端な気持ちで訪ねないようにいたしましょう。

壁にはこんな張り紙が。

物見遊山で、とか、運試しで、とかでやってはいけません。

 

おみくじの方法なのですが、まずは、相談者は、ご自分の身の上を真剣にお坊様と相談なさいます。

その上で、お坊様がお経をあげてくださって、おみくじを引いてくださいます。

 

そして、そのおみくじについての法話をいただけるのです。

 

ここのおみくじは、真剣な人生相談の場所となっているのですよ。

完全予約制ですので、お電話をかけてきいてみてください。

一応、ネット予約とか、メールで問い合わせは?と聞いてみたのですが、「お電話で」とのことでした。

深い悩みを、じっくりとこういうところでお話になってみるのも良いかもしれませんね。

 

角大師の魔除けの護符

今回のもう1つのお目当てがこれ。

角大師の魔除けの護符。

どうです? この魔っぷり!

内臓、スケルトンフィッシュみたいに透けてます

これが角大師の魔除けの護符です。

 

あるとき、疫病が広く蔓延したときのこと。

慈恵大師は、弟子の僧侶たちを呼び、「今からここにある鏡に鬼神の姿を映すから写し取れ」といいます。

鏡には慈恵大師の姿が映っていたのですが、それがみるみる恐ろしい鬼神の姿へと変わっていったのです。

皆が恐れおののく中、一人のお坊様が、その恐ろしい姿を書き写すことに成功いたしました。

この護符は、そのときのお姿なのです。

 

紙タイプのものが一般的で、毎年戸口に貼っておくと、疫病だけでなく、盗難や、邪悪なことをしかけてくる人への強力な防御となるそうです。

上のバーバラが手に入れたのは、10cmほどの木のお札で、常に身に着けていることが可能なタイプです。上の方に穴があいているので、ひもも通せます。

 

元三大師は別名を、降魔大使とか、魔除大師ともいうそうですが、如意輪観音様の化身だといわれています。

観音様は、三十三のお姿になって人々を救うという法華経の教えからきているそうです。

 

三十三体の逸話にはこんなかわいらしいものもございます。

 

元三大師はかなりイケメンだったらしく、若いころは、宮中のキレイどころに大人気で、つきまとわれそうになると、ぱっとちっちゃな三十三体の豆大師になって逃げ去っていったんだとか。

ちょっと大師様が身近に感じられますね。

 

とはいえ。

 

この元三大師は、怒らせると、高僧でも鎮めることは難しいといわれている、大変厳しくこわ~い方でもあるんですって。

暴走したら、聖天様よりもずっとやっかいな存在なのだとか。

もちろん、一般の人にすぐに切れるとかいうことはございません。

 

この辺、風の便りのうわさとして、聞き流してくださいね。むにゃむにゃ。

 

慈恵大師は関東では佐野厄除け大師や川越大師でお祀りされている

この恐ろしくも素晴らしい角大師の魔除けの護符は関東では手に入らないのでしょうか?

慈恵大師は、関東では、栃木県の佐野厄除け大師や川越大師(喜多院)でお祀りされており、この魔除けの護符を手に入れることも可能です。

どちらも、とてもパワフルなところですので、こちらも出かけてみて下さいね。

 

大阪のコミュニケーション力素晴らしいね

てぃとバーバラのポンコツ紀行のしめとして、大阪人のコミュニケーション力の素晴らしさをたたえたいと思います。

関西圏に入っていつも感じることなのですが、コミュニケーション力素晴らしいですね。

いつも、親切に道を教えていただいたり、急な雨に知らない人が傘に入れてくれたり、アメちゃんをいただいて、「大阪のおばちゃんアメくれる説は伝説じゃあなかったんだ!」と驚愕したりするのですが。

今回も、露天風呂に入ろうとすると、さりげなく「足元に段差あるからきぃつけてな」といったコミュニケーションがあるんですよね~。

地下鉄の中で、「どこからきたん?」なんて、知らない同士の中学生とおばちゃんが話をするなんて、すごいなぁって思います。

 

今回の横川地区。

団体さんの元気いっぱいの中学生が、ばーっと走ってきて、せっかく波型に整えてある元三大師堂の砂を蹴散らしてしまったのです。

そのとたん、凛とした声で注意をするてぃやん。

「そこに入ったらあかんで。立札に書いてあるやろ」

感情的に怒ったりせず、でも、あかんもんは、あかん、ときちんと注意するてぃやん。

 

これ、できそうで、なかなかできないと思うんですよね。

多分、多くの場合、「いやぁね」なんて影でひそいそ言っても、

「あかんで」

ってきちんと言える大人って少ないと思うんですよね。

 

てぃやんも、コミュニケーション力が高い、毅然とした大阪の女なんだなぁ、ってむっちゃ尊敬しました。

こんな風に褒めると嫌がるかもしれないけど、てぃやん、バーバラはあのときそんな風に思っていたんだよ。

 

 

いかがでしたか。

本日は、おみくじ発祥の地、比叡山でディープな体験をしてみない?というお話でした。

 

必ず願いが叶う危険な方法

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必ず願いが叶う危険な方法2のおまけ

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10 Responses to “おみくじ発祥の地、比叡山でディープな体験をしてみない?”

  1. てぃ より:

    ケーブル駅で雰囲気変わったって言ったのは、以前会った時より痩せてらしたからです!誰が「老けた」とか思いますかいな。大丈夫、何も憑いてませんでしたよ(たぶん笑)。

    そして子猿のような中坊たちを注意したのは、元三大師さんに怒られたらかわいそうやし、と思ったからです。それと、「気づいているのに注意もしてやらんとは、何をしとるかー!」ってこっちも怒られたらやだなぁという思いも。(笑)

    見るからに普通の中学生でしたしねー。あれが金髪でタバコ吸ってそうなヤツだったら放置でした。今どきはすぐキレるのとかいますから。
    人間、注意してもらえるうちが華ですよねぇ。

    • kaiun より:

      てぃやん

      お~、痩せたってことなんですね (るんるんるん♪)。
      てぃやん、ちょっとカンが鋭いとこあるから、何か後ろに見えてるのかと思って、ちょっとびくびくしていました。

      そして中学生。 そうですね。 元三大師さんを怒らせたら確かに大変なことになりますもんね。
      あのとき、「あ、入っちゃったよ」と思っただけだったバーバラと、ちゃんと行動したてぃやん。

      やっぱ尊敬っすよ。

      なんか旅では一杯甘えまくっちゃったけど、懲りずに第2弾、やりましょうね!

      バーバラ

  2. てぃ より:

    ひじょ~に楽しかったし、良い意味で気を遣わずにご一緒出来たので、またポンコツ紀行、お願いしまーす。

    アップされてる元三大師の魔除けの護符、しっかり起動してますね。見たらゾワッてします。

    画像だけでも護符として機能しそうですが、バーバラ様専用として起動してるかもしれないので、サイトの読者さんがDLして効果があるかどうかは…。

    • kaiun より:

      てぃやん

      そう言っていただけると嬉しいです。 関東にくるときには、いつでもアッシーとしてお使いください♪♪

      元三大師様の護符、本当に起動していると思います。
      鑑定を始めてしばらくたったころから何かの厄をかぶったのか嫌な咳がとれなくなってきたのですが、今ぴたっっと止まっています。

      ある意味恐ろしいわ。 

      でもすごく気に入ってるんです、これ。

      バーバラ

      • てぃ より:

        そういえば辛そうな咳してましたね、あれ取れたんですか!よかったよかった!!
        なんか、アレルギーとか風邪とかとは違う咳でしたもんね。ご利益ありましたねー。

        • kaiun より:

          てぃ様

          そうなのですよ。 あれ、今ほとんど出ていません。

          内科にいっても、耳鼻咽喉科にいっても、「異常なし」なのにでる咳だったのですが。

          ご利益バリバリな感じです。

          まあ、今とりくんでいる、砂糖と小麦粉を取らない「体の炎症取りダイエット」が少しずつ効果を出してきた結果なのかもしれませんけどね。
          それにしても、一気に結果が出た感じなのですよ。不思議です。

          バーバラ

  3. てぃ より:

    書き忘れました。

    尊敬とか無し!大阪では普通やし!(笑)

    今日スーパーのレジに並びながら子供としゃべってたら、前に並んでた私よりちょい上のおばちゃん(初対面)から
    「お子さん何年生?」と話しかけられて、そこからおばちゃんのレジの順番がくるまで、ずっとしゃべってました。大阪ってそういうとこなんですわ~。(笑)

    うちの子供も、周りの大人に注意されながら育ってくれればと思っております。

    • kaiun より:

      てぃ様

      いいなぁ、それ。

      個人的に、大阪とインドで孤独になることは難しいと思います。

      いや、もちろんシャイな大阪っ子とか、引きこもりのインド人とかもいるかもしれんけど。

      バーバラ

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