開運の陰陽のことと浦島太郎作戦

東芝の最近の苦境を見ると、信じられない気持ちに襲われます。

日本を代表する大手家電メーカーが、まさかこのような窮地に立たされるなど、私が若い頃にはつゆとも思いませんでした。

 

本日は、枯れ木に花を見つける陰陽のことと浦島太郎作戦というお話です。

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陽極まって陰になり、陰極まって陽になる、陰陽の教え

祇園精舎の鐘の声、ではありませんが、栄えていたものは、いつか下り坂を迎えます。

 

また、現在、どうみても八方ふさがりのさえない人でも、いつまでもそのままということもないのが世の常なのです。

陽極まって陰になり、陰極まって陽になるのが、陰陽の思想です。

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陰陽のマークを見ますと、陰と陽は組み合わさっていて、徐々に陽が高まって行き、やがて極まると陰に変化していく様子がみてとれます。

陰と陽は、男女、昼と夜など、反対の事象を表していますが、陰陽のマークをみてみると、陰の中には陽があり、陽の中にも陰がございます

 

陰陽は絶対的なものではございません。

相対的にみるもので、例えば、積極的な女子と、消極的な女子がいたら、同性の中でも、積極的な方を陽、消極的な方を陰とみることがございます。

 

陰陽は一見対立してみえますが、あくまでも新しいものが生み出される融合の思想が根底にございます。

例えば、スポーツ選手は、ときに心のめざす通りに体が動かず、対立しているようにみえます。

 

心は激しい練習を体に強いて「体をいじめぬき」ます。

それは一見激しい対立がおきているようで、実は激しい練習の合間には、体に栄養を与えたり、マッサージや温泉にいったりして、相対関係にもあり、やがて体が鍛えあがり融合一体して進歩を迎えるのです。

相手を徹底的に攻撃して破滅にいたるのではなく、違うものが対立、融合、向上していくのが、陰陽の根本の考え方なのですね。

 

おっと話がなんだかそれてしまいました。

 

冬の枯れ木に春の花を見るのが占い

この、今は冬の枯れ木に、春、爛漫と咲く花を見るのが、占いです。

連日ストップ高で爆上げしているような株を今買っても、すぐにストップ安になるのは常のこと。

勢いMaxになったときには、もう衰運はそこまできているのです。

 

一番良いのは、今は枯木のように見えてはいますが、実は春を待つ若木を探すこと。

これは、恋愛でも、就職でもいえること。

 

今は、なんだか何ごとも経験不足でおろおろしがちで、下っ端なので仕事に追われてデートもままならない、なんていう彼。

対して、若いのにデートコースに精通していて、いつもブランド物の服をぴしっと着て、手慣れた様子で甘い言葉をささやいてくる彼…。

 

福利厚生がしっかり充実、いたれりつくせりの老舗大企業と、今は、アパートの一室で、社員数人で忙しく働いている小さな会社。

どちらの方がよいのかは、見極めるのは難しいですね。

 

もちろん、素敵な方がずっと素敵でいる可能性も高いですが…。

はたして今の盛運は、30年後も盛運なのか。

 

今全く芽がでていないこの枝は、本当に枯れ木なのか、後でびっくりするほど美しい花が咲いたり、おいしい実が実るのか。

見極めるために、ぜひ占いを勉強してみてくださいね。

今はひよこでも、将来すごいんだよ♪

このブログでも、自分でできる占いを増やしていくつもりですが、本鑑定をご希望の方は、お問合せフォームから申し込んでみてくださいね(おかげ様で今はかなり混雑しております)。

 

人の行かない道に花は咲いている

人の行かない道に花は咲いていると、某株の達人はおっしゃいました。

人の人気が集まっているものを買っても、そこに大きな成果はでない、ということです。

すでに競争相手が沢山いるレッドオーシャンではなく、ブルーオーシャンを見つけるのです。

 

そんなことは誰でも知っているよ。そのやり方がわからないんだよ。

そんなあなたの声が聞こえてきそうです。

その通りですね。

 

種は沢山まいてみる

植物は、1本の大きな草木を育たせるために、沢山の種をまきます。

遠くに飛ばしてみたり、鳥に食べてもらったり、綿毛に乗って遠くへ旅してみたりいたします。

このように、開運の種は沢山まいてみませんか。

 

あるものは、アスファルトに乗っかって芽吹かないかもしれませんが、あるものは、風に乗って思わぬところで芽を出すかもしれません。

芽がでたものの、ひ弱で、そのうちの何割かは、強風や日照りになんなくだめになってしまうことでしょう。

 

でも、沢山種をまいておけば、きっとどこかひょんな所から芽がでて、何かの花が咲いたり、実がなったりするものですよ。

結構固い種で、芽が出るまでに10年かかった、なんてこともあるので、気長にね(ホントよ)。

 

浦島太郎作戦

開運の種というと、異業種交流会に出かけて名刺を配りながらギラギラすることなどがイメージに浮かびますが、異業種交流会の名刺交換ってあまりその後に芽が出る確率は低いな、というのが、実際に参加してみた感想です。

 

そういう活動も良いのですが、全く一見仕事とは関係なさそうな、困っている人を助けたり、気前よくおごってあげたりといった、何げない良い行動から、ひょいと開運の芽が出ることがあるのが不思議な世の中です。

 

「いつか見返りがくるかも!」といったギラギラした感じじゃなく、あくまでも、純粋な行為から開運の種はやってくるってことですね。

現在困っている人を、できる範囲で見返りなく助けることを、浦島太郎作戦と名付けます。(笑)

 

バーバラは、昔、日本にはきたものの、とまる家もなく、食べるものもないある外国人を家に泊めてあげたことがあります。

日本語もしゃべれないので、もー、なりゆき通訳として、お役所や銀行、郵便局、社会保険事務所に税務署なんかに一緒に駆け回ったことがあります。

 

結構へとへとになったヘビーな経験なのですが、今では立派な社会人となり、先日、「何でもいいから食べて!」ってごちそうしていただきました。

ちょっと、助けた亀に背に乗れといわれた感じというか、笠地蔵が、食べ物を持ってきてくれたようというか、放流した鮭が戻ってきた心持ちです。ふふ。

 

この方とビジネスを始める予定です。

竜宮城に行くとどうなるやらわかりませんが、今は、カイワレ大根ほどに出た芽を大切にしている感じです。

(まずは小さくね)

 

外国人のネットワークは大変強く、口コミから口コミにより、地球規模で発展していくことも珍しくありません。

自分は日本にいるけど、息子はカナダにいて、いとこはドイツにいて、兄弟はオーストラリア、両親は今はシンガポールにいるんだ、なんていううちも多いのです。

ビジネスは、基本身内や同国人で固まっています。

中国の華僑は有名ですよね。

 

ブルーオーシャンは、全く違う業界の人が知っている

彼らとの付き合いで知ったこと。

それは、ブルーオーシャンは、全く生育環境や行動範囲が知らない人が知っている、ということ。

彼らにとっては当たり前のことでも、全く知らない人にとっては、実に驚きに満ちていて、ビジネスの種が沢山落ちているものです。

 

例えば、日本にいながら、日本人とは一切関わり合いを持つことがなく成立するビジネスが存在しています。

輸出入とか、人がやってきたときのガイドやコーディネーターの仕事などです。

その日本人のかかわらないっぷりにちょっと衝撃を受けました。

 

日本人はなかなか関われない分野に、コネで入っていく。

なかなかのブルーオーシャンだと思いませんか?

 

これも家に泊まったチェコの旅人さんから聞いた話なのですが、日本では当たり前の、クマさんやうさぎさんの形などのかわゆいパン。

あれ、チェコにはないそうで、非常に感動していました。

 

正確には一軒だけプラハにあるものの、日本ほど華やかで種類の多いものではないそうですが、「Japanパン」ということで、大変な盛況なのだそうです。

日本に当たり前にあるものが、外国にはないということはよくあることです。

 

今までその国にないものをその国で始める。

ちょっと大変そうですが、これも広いブルーオーシャンが広がっています。


東京ってアドベンチャーが一杯よっ♪

海外だけの話ではありません。

日本でも、全く違う業種の友達と話すことは新鮮な感動と、ビジネスの種を生み出します。

 

知り合いに僧侶がいます。

いつもふざけあっていただけだから、普段は僧侶ということをすっかり失念していたのですが、

今日業界のお話をきくと、その面白いこと!(失礼、不謹慎かしら)

 

いつも同じ業界の人、同じつきあい、同じエリアの人と話していても、なかなか非凡な発想というのは得られませんが、全く違った人と話すと、こんな発想もあったのかと驚くことが多いのです。

逆に自分にとっては当たり前の話で、相手が度肝を抜くことがあるかもしれません。

 

陰と陽、違うものが融合して、新たなものが生まれます。

沢山種まきして、陰徳を積んで、ブルーオーシャンを見つけてみてください。

 

なお、外国人を助ける話は、たまたま良い人だったから良かったものの、トラブルや事故も多くある話です。

玉石混合ですので、十分注意してくださいね。

 

本日のお話は、開運の陰陽のことと浦島太郎作戦、でした。

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4 Responses to “開運の陰陽のことと浦島太郎作戦”

  1. 松まり より:

    とてもよいお話でした。実は3月末に退職します。若くもないし、資格もない、でも10年以上安定企業にいました。
    しかし、どうしても仕事や職場環境が悪い方向に向かってきていて耐えられなくなりました。しかし、人間関係は素晴らしい(すごく嫌なのもいたけどトータル的には満点かなぐらい)だから迷いました。ノープランですし。
    でも、何故か気持ちは穏やかです。
    ガツガツ異業種交流に出掛けなよ!って記事だったらつらかったけど、なんだか優しい話でホッとしました。

    いま、毎朝ごみを一つ以上拾うことを自分の日課にしています。朝の空気を浴びながら駅までに一つ以上拾ってゴミ箱に捨てて改札に入ります。気分いいですよ。
    あと、たまたま料理イベントで、知り合った薬膳の先生とも『会って料理を習いたい』と思い昨日連絡を取り合ったところです。
    横浜中華街でも中国人の知り合いが出来て(よく通うお店の店主の娘)色々な食材や旅行の話が出来るようになりました。
    私もバーバラさんみたく、豊かな人生を送りたいなぁ。。
    ちゃんとしたパートナーも今年は出来るといいなぁ。

    • kaiun より:

      松まり様

      松まり様の人生は、すでに豊かですよ。

      退職で一区切り。これで切れる縁もあるかもだけど、これからにょきにょき生えてくる芽も沢山ありますよ。お楽しみに。

      毎朝ゴミをひとつ拾う、それいいなぁ。まねしよう。

      まだどうなるかはわかりませんが、今、旅行社から、何かパワースポット巡りみたいな企画をたてて、ガイドしてくれないかって言われているの。

      それこそ、先がどうなるともわからない双葉だけど、お話きいてみようかと思っているの。 もしも実体化したら、会えるかもですね。

      じっくり薬膳のお話がききたいわ~。

      B

      • 松まり より:

        いつか、遠いか近いか未知数ですがバーバラさんとお会いする予感がしますよ。そのときはよろしくお願いします。不思議な話たくさん集めておきますから。

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