インド占星術鑑定レポート、太陽が一杯
本日のお話は、インド占星術鑑定レポート、太陽が一杯です。
アランドロンの映画のような、タイトルです♪
太陽が一杯
その方のインド占星術のホロスコープのラグナ(アセンダント)は、しし座でした。
各星座には守護星があるのですが、しし座は太陽が守護する星座です。
太陽は太陽系の中心。
太陽が強い人は、自信家で、リーダーシップの素質があり、人々の人気を集めます。
父親の祝福が厚く、多くの場合、父親は権力者だったり、会社経営者だったり、上級公務員だったりいたします。
ご本人もその後を継いで、華々しく2世なんかになって活躍することも多いものです。
ところが、この鑑定依頼人様は、数秘術の主星も副星も太陽。
あちこちに太陽の暗示がございます。
いわば、アランドロンの映画じゃないですが「太陽が一杯」といった感じのホロスコープなのですよ。(ところで、読者の何割位がこの古い映画を知っているのかしら?)
沢山の太陽が引き起こすこと
太陽の強い方は、強いサーチライトを持っているかのように、先見の明があり、強い決断力を発揮するものです。
ところが、強すぎる太陽の暗示は、逆に人生に混乱を引き起こします。
あまりにも強い光があたりますと目くらましになり何も見えなくなってしまうように、逆に自分の置かれている立場が理解できずに、すばやい決断ができなかったり、自分に自信がなくなってしまったりいたします。
強い火のエネルギーは、受胎に影響を与えます。
受胎って、たゆとう水のような、豊かな水のエネルギーを必要とするのです。
不妊の相談でいらっしゃる方の多くが、大変強い火のエネルギーをお持ちの方なんですよ。(火のエネルギーは太陽の他に火星やラフーがございます)。受胎には、水のダサーが来たときにトライするか、いかに水のエネルギーを増やすかにかかってきたりいたします。
また、これは風水でも同じ解釈で面白いなと思うのですが、強すぎる火のエネルギーはどうも上にいくらしく、頭、目、など、首から上の部分にも病気などが起こりやすいんですね。
あなたは人生で少なくとも数回、シリアスな交通事故にあってますよね
今回の鑑定でのけぞったのがこれ。
インダー先生は、依頼人様のホロスコープをみてこうおっしゃったのです。
「あなたは人生で少なくとも数回、シリアスな交通事故にあっていますよね」
げっ! 普通、シリアスな交通事故なんて、一度も人生で経験しない人の方が多いんじゃないかしら?
さすがにはずれる? と思ったら、依頼人様、「はい」と、うなづかれたんですよ。
「今までで3回そんな交通事故にあっています。高速道路を走行中に車がぶつかってきたり、砂利を山積みのトラックにひかれたりいたしました」
(げげげっ! よく生きていましたね!!)
そうでしょう、そうでしょう、と、うなづくインダーてんてい。
なんでも、火のエネルギーが多い人は、事故にも遭いやすいんですって。
この方の場合、ラッキー運も相当高いので、何かの守護がきいたようで、いずれも大ごとにはならなかったそうです。
あの事故レベルでこの軽傷!?と、救急隊員がびっくりしていたそうです。
家系的にも骨折が多かったり人工関節など、何かの人口物を入れることが多いそうなのですが、そのお話もその通りとのことでした。
月の加護を受けよう
このように、太陽がむっちゃ強い、砂漠の国みたいになっちゃっている人は、太陽のかわりに、月の加護をうけるとよいのだそうです。
そういえば、日本では
「あなたは太陽のような人だ」
といえば、誉め言葉で、明るい人のことをさしますが、砂漠の国で、
「あなたは太陽のような人だ」
という表現は、残酷で冷酷な人だ、という意味になるんだそうですよ。
太陽も過ぎたるはおよばざるがごとしなんですね。
「あなたは重要な決断をするときや、人との交渉事をするときには、日没後にやるとうまくいきますよ。目くらましのようになっている強い太陽が弱まっている時間帯に月の加護をえるのです」
とのことでした。
この方のホロスコープ上、月が大変強く、良い角度だったので、使える方法だったりするのですが。
西洋占星術では手放しに幸運の星として扱われがちな、木星、金星、太陽なども、インド占星術では「場合による」ようですよ。
今は、火星が割と地球の近くを運行しており、誰もがかっかしがちだったり、事故運が高めだったり、紛争などが起こりやすい配置なのだそうです。
道を渡るときなどは、十分に注意してくださいね。
いかがでしたか。
本日のお話は、インド占星術鑑定レポート、太陽が一杯、太陽の影響についてレポートしてみました。
余談ですが、インドの風水では、南向きの家を好まないようです。
暑い国で南向きは確かにあんまりよくないよなぁ、って思います。
風水、北アジアにはその通りにあてはまるでしょうけど、インドなどの南国、南半球ではどうあてはめられているのか、大変気になるところです。
インド占星術学習者は、数秘術の解釈なしには深い理解に到達できません。ぜひ一読を。
別に学習していない人も、自分の運命を、インド数秘術で探ってみない?
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