月の加護と呪い
本日は、月の加護と呪い、というお話です。
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母親の強い加護が見られるホロスコープ
またまたインド占星術の話でごめん。
インダーてんていは、ときどき、
「あなたは、とても母親の加護が強い人だ。母親がラッキーポイントだ」
ということがあるのですね。
自分自身を示す星に、最高の角度で、強い月が(強い配置と弱い星の配置があります)、ポーンと満月のように光を照らしているようなホロスコープがあるのですよ。 月って代表的なお母さんを表す星のようです。(他に、お金とか、旅行とか、癒しなんかも表します)
こういうホロスコープをお持ちの方がいらっしゃると、先生は、上記のようなおっしゃり方をなさいます。
いいじゃな~い?
母親に愛されまくるなんて。
ところがね。
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強い加護は呪いにもなりうる
ところが、7,8割の方は、このコメントに、顔をゆがめます。
「全くそう思いません」
「加護?呪いの間違いでしょう」
「あれは毒親ですよ!」
「母親の呪縛から逃げ出したいのに逃げられないんです(涙)」
よくよく聞いてみると、このタイプのホロスコープをお持ちのかたは、まず全部のケースで、母親は子供に強い関心と執着を持っています。
皆さん、こんなことを口々におっしゃいます:
「小さい頃から、ものすごい教育ママで、中学終わるまで、毎日何かの習い事をやっていて、遊ぶ時間が全くなかった」
「付き合う友達や恋人にも、『あの子とは付き合うな』とか干渉してくる」
「大学生にもなって門限6時って、何考えているのかわからない」
「何かを体験したいのに、事前に傷つかないように、あらゆる場面で転ばないようにマットを敷いてくるようなことをしてくるから、苦しくなる」
「真綿でくるむのではなく、真綿で締め上げるようなまねをしてくる」
「母親がやってる会社をつげとうるさい」
「七光りが重たい」
愛が深すぎるあまり、過干渉になったり、自分の手元から離れることを許さなくなったりしがちなのですね。
深すぎる愛は、もはや、呪いにもなりうるわけで。
強い月のパワーを加護ととるか、呪いと取るかは自分次第
先日いらっしゃった、若いお嬢さんも、このタイプでした。
ですので、私、おそるおそる、申し挙げたんですよ。
「先生は母親の加護が強いホロスコープだとおっしゃっていますが、もしからしたら、とても苦しい思いをされているかもしれませんね」
するとその女の子は、真っ直ぐにバーバラの顔を見つめて、こうおっしゃいました。何のためらいもなく。
「確かに、物心つく頃からお受験で。エスカレーター式の私立の学校に入ってからも、常にぴたっと一緒にいる過干渉な母親でした。でも、そのおかげで、充分な教育を受けられました。愛を沢山受け取りました。はい、私は月の加護を受けていると思います」
感銘を受けました。なんと素直で強いのでしょう。
母親は呪いだ、と、おっしゃる方々も、超暑苦しい親なのは確かなのですが、その恩恵を受けていることも確かなようです:
小学校から大学まで私立で、バイオリンなど、よい習い事を沢山させてもらった。
難しい資格がとれたり、一流のスポーツ選手になった。
毎日手作りのお弁当で、むっちゃ気合いれて健康管理をしてくれた。
沢山良い旅行とかエステ通いを姉妹のように沢山した。
などなどなど。
上手く行っている会社を将来つげ、未来が決まっていて面白くない!なんていうのも、
就職先に四苦八苦している人からみたら、羨ましいの一言だったりするかもしれません。
漫画「おぼっちゃまくん」の父上みたにに、なめまわすようにかわいがる母親の加護を、加護ととるのか、呪いととるのか。
大変、興味深いところです。
現在、7:3位で、お客様が呪い、って答えるこの角度、これから鑑定を続けていくうえで、比率は変わっていくのでしょうか?
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元WBC、ボクシング世界2階級制覇王者、粟生隆寛さんの場合
先日、たまたま行ったマッサージ店で、偉大なるボクシング世界チャンピオン、粟生隆寛さんのお父様に施術していただく僥倖を得ました。
子育てのエピソードをいろいろと聞かせていただいたのですがね、それはすごいものでした!
元プロボクサーだったお父様の指導のもと、粟生隆寛さんは、3歳からスパーリングを始めます。
それとともに、欠かさず数キロのランニングを続けます。
スパーリングや練習のデータは、小さなころから、お父様が管理され、事細かにノートに記録されます。
親子二人鷹で、小さな頃から、試合を転戦します。
「子供はさ、試合が怖いんじゃないんだよ。コーナー戻ってきたときの俺の方が何十倍も怖いんだから。はっはっは。」
「いやあ、成長するまで、竹刀3本だめにしましたよ。はっはっは」
と笑う、豪快父ちゃん。 深い、深い、愛情があり、プロとしての知識があるからのことですけどの。いや~、昭和の子育てですね!
そのおかげで、粟生隆寛選手は、高校初の6冠制覇、2階級世界チャンピオン制覇という偉業を成し遂げます。
これは、月ではなく、太陽の加護なのでしょう。(太陽は、父親、名声、地位、人気なんかを表します。世に出て、広く名を知らしめるには、チャート上で、太陽が強くないといけません)
小さな頃から父親と二人三脚だったイチロー選手も、ホロスコープを調べてみると、燦然と太陽の加護のある方なのではないでしょうか。
泣きながら夜中まで母親と卓球を練習する、卓球少女達のホロスコープも、きっと強い月の加護がある配置なんだろうな、と、思います。
あなたは、物心つく前から、スポーツでも、勉強でも、世界レベルになるような特訓を親から受けたとして。
それを加護ととり、充分に帆をかかげてそのエネルギーを十分に受け止めて、すごい世界へまい進できるでしょうか?
それとも、強すぎるエネルギーに、帆がばっきりと折れ、それを呪いととるのでしょうか?
う~ん、バーバラは、ばっきりと折れそうです。 のほほんと平凡に生きる幸せも確かにあるわよね。
あなたはどうかしら?
いかがでしたか? 本日は、月の加護と呪い、というお話でした。
鑑定では、前は1時間ほどかけて詳しく数秘術の説明をしていたのですが、あまりにも鑑定時間が長くなりすぎるので、再開後、ほぼ割愛させていただきました。
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